猫が脱走する理由って何?脱走しやすい猫5つの特徴と治し方

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なぜ猫は脱走するのか?外に出たがる理由まとめ

外に出たがる猫と出たがらない猫の二種類世の中にはいますが

実際その差というのはどこにあるのでしょうか?

うちの猫たちの例だと

  • にゃんだむ:外が気になる
  • アン:外怖い

と2パターンにわかれており、猫によっては外に出たい猫とそうじゃない猫の二種類が居ることがわかります。

今回の記事では外に出てしまう猫、脱走癖のある猫の特徴と脱走する理由と

脱走癖の治し方についてまとめていきます。

脱走する理由その1:性別

猫という生き物の本能と言うか性質的な部分で「なわばり」意識が高いオスの方が外へ出たがる事があるようです。

去勢していないオスならなおさらで、自分の縄張りを拡大する習性によって外へ行きたがる傾向があるようなんです。

自分のエリアを拡大するような習性から発動する本能的な部分が外の世界への興味を強くしているようなんですね。

メスはそういった縄張りを拡大する意識は少ないものの縄張りを守ろうとする本能は強いようです。

去勢していないオスが一番脱走癖がありますので、脱走を防ぐには去勢は必須。メスも未去勢ですと、発情期にオス猫を誘って外に行ってしまうといったこともありうるので、やはり去勢は健康面からと脱走防止の意味から考えてもやっておいた方が一緒に暮らしやすいです。

オスはメスよりも脱走しやすく、去勢をしていない場合さらに脱走のリスクが高まるというわけなんです。

脱走する理由その2:生活スタイルと生き方から来る脱走癖

生活スタイルによっても脱走癖は出やすくなります。

普段から外に出さず室内飼いするのは現代の猫との暮らしにおける常識ですので、外には基本的には出さないと思うのですが

事故としてうっかり出してしまうケースもあります・・(私は一度だけやってしまいました汗)

しっかりと外に出てしまわないよう注意を払うのが飼い主としての責任ですので、出入り口となる窓の開閉やドアの開閉の管理を徹底しておくことが重要です。

 

また、幼少期に外で暮らしたことがある猫は外の世界を知っているため外に出たがる傾向があるようです。うちの茶トラ猫にゃんだむも生後三か月までは野良生活でしたので、外に出る癖が未だにあるため管理の徹底をしています。

外の世界を知っている元野良猫や保護猫などの外の経験のある猫は脱走癖がつきやすいと言えますね。

脱走する理由その3:好奇心に負けて外へ出て見た

外で暮らしたことが無い猫でも外の様子を見ていて何となく出て見た・・というケースもあります。

決して外に出たくて出てしまう場合だけではなく、事故的なケースも考えられるので猫がうっかりと外に出てしまわないよう飼い主さんが日ごろから注意したり対策をたてたりすることが重要になりますね。

猫は窓の外を縄張りの警戒の意味で眺めたり、側にやってくる鳥に興味を持ち狩りの想像をしたりしていますが興奮してくると勢いで・・ということも少なくありません。

戸締りや猫が外に行きづらい環境を作って快適にしてあげてくださいね。

仮に何となく脱走してしまった場合外の環境までも縄張りになってしまい、その後外も見回りをしないと気が済まなくなる恐れがあります。何となくでも脱走は脱走癖を生みますので要注意ですね。

脱走する理由その4:去勢の有無

性別の項と被る内容になりますが、去勢をしていない猫も脱走のリスクが高い特徴であると言えますね。去勢をしていない場合発情期を迎えるわけなのですが、発情した異性の野良猫がまどの外に表れた場合などが引き金となり必死に追いかけようとします。

その時は飼い猫といえど本能が強く出ますので脱走してまでも交尾をしようと試みるため、外に出てしまう可能性が高いです。

なので健康面や飼いやすさの向上以外にも脱走防止の意味として去勢は必須なんですね。

去勢をすることで病気のリスクを軽減したりストレスを減らしたりできますので、去勢はぜひ行ってください。

脱走する理由その5:環境の変化から発生するストレスによる脱走

引っ越しなどのタイミングも脱走してしまうきっかけになりますので要注意です。
 
これは脱走する猫の特徴とはちょっとずれますが、引っ越しをすると猫にとって縄張りの外に強制的に移動させられるためストレス
を感じます。
それによって自分の縄張りに戻ろうとして脱走・・・というより帰ろうとするんですね。帰巣本能と言います。
 
実際引っ越し先から元の家まで帰った事例もあり、猫にとって引っ越しは大きな問題になるんです。
 
なので引っ越しなど大きく生活環境を変化させる際には細心の注意と配慮をしてあげてください。
 
引っ越しが終わるまでは猫はキャリーケースで待機するか、静かな部屋で過ごしてもらうなどの工夫が必要です。

一度見についた脱走癖は治す事ができるの?

一度脱走した猫の脱走癖を治す方法ですが、原因を断つ他無いと考えられます。

例えば脱走経路の徹底管理と去勢。

根本的に外の世界を知っている猫にとって記憶を消すことは不可能ですが、外に出さない管理をすることが飼い主の責任だと言えます。

なので脱走癖は治すのではなく管理により付き合っていく、予防するといったスタイルが正しいと言えます。

性別がオスの場合は脱走経路を断ち、未去勢な猫は去勢を。

野良で暮らしたことがある猫の場合にはさらに脱走のリスクを考慮した行動を取ってください。

それ以外の猫でも好奇心に負けて脱走・・ということもありますので、性格を見極めて見守ることが重要です。

引っ越しなど大きく生活環境が変わる際には猫を安全な場所へ移動させてから行動するとリスクが軽減しますよ。

[実例]にゃんだむの脱走歴

連続脱走犯

一緒に暮らし始めてからにゃんだむが脱走した回数は

6回

完全に行方不明になったのはそのうち1回だけですが・・・

完全に行方をくらました時に参考にしてください。

思い返してみると脱走するタイミングは窓やドアの開けっ放しが原因でした(不注意)引っ越しや掃除のときなどは特に注意を払いたいものですね。

脱走理由はにゃんだむが元野良猫であるため外に出ることに抵抗が無いためと外に興味があるため。

飼い主側の出入り口の管理の甘さから脱走に至ったわけなんですね。

そのうち2回は引っ越しのタイミングでの脱走。

環境が変わりストレスを感じたにゃんだむが元の環境へ戻ろうとして脱走した事例がありました。このことから学んだことは引っ越しの際には猫たちを安全で静かな場所に居てもらい引っ越しを済ませたら迎えに行くというスタイルが安全だと言う事。

この時にキャリーケースに入っていてもらい安心感も与えつつだと心配は少なくて済みます。

荷物をバタバタ運んで外との出入りが多くなる場所で猫を放置することは大変危険ですのでご注意くださいね。

引っ越しの際には猫を一番に考えてあげてください。

脱走しやすい猫の特徴まとめ

  • オス猫
  • 外で暮らしたことがある猫
  • 未去勢の猫
  • 好奇心旺盛な性格

が脱走しやすい猫の特徴となります。

しかし、それ以外にも猫の本能的に外のものに興味を持ちそのまま脱走・・・そして迷子・・といったこともありますので要注意です。

脱走しやすいタイミングは引っ越しなど人間が外に出入りが多くなる時など。その他にも窓や玄関などの管理をしっかりしないと発情や鳥の声に誘われて外へ・・なんて事故も起きたりします。

脱走癖は治すことが難しく未然に脱走を防ぐことが必要になりますので、飼い主さんの方で対処していく他ありません。

猫の脱走防止における考えられる最良の対策とは?

普段から気を付けていてもうっかり・・なんてことがあることは私の挙動で示しましたが、そのうっかりを防止するためにはどうしたらいいのか?という部分を書いていこうと思います。

特に私が実践しているものとして

◆窓を開けた時にロックする

暑くなると網戸にして過ごすことが多くなると思いますが、その網戸に爪をひっかけて開ける技を習得する猫も居ます。

網戸開けの達人。扉も開ける

それを防止するアイテムとして私の家で使っているものがこちら

用心ロック 網戸専補助錠

こんな感じで使います

防犯対策や小さい赤ちゃんが居るご家庭で使われるグッズです。うっかり事故を防ぎますのでうちでは重宝しております。(それすら忘れたら大変ですが)

その辺のホームセンターなどで売っていますが、すぐほしい人はこちらからどうぞ

⇒用心ロック 網戸専補助錠

◆玄関を二重に

玄関まで出ないようにしているご家庭ではこれは必要ないと思いますが、マンションやアパートなど部屋数が限られているご家庭など構造上玄関まで猫が来てしまう家も多いと思います。

帰宅する際に注意を払うのを怠り猫が入れ違いで出ていってしまう・・・なんてことを防止するためには、簡単なパーテーションで区切り、猫が玄関に来れないよう対策するのも一つです。

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