子猫のうちはまたたびはNGな理由と与え始める年齢まとめ
猫にまたたびを与えるとストレス解消になると言われていますが、与えるにあたって適齢期というものが存在します。
子猫のうちから与えると危険な作用もあるため、本当に与えても大丈夫な時期を見極める必要があるんですね。
この記事では
- 子猫にまたたびを与えると起こること
- 何歳から猫にまたたびを与えるべきなのか?
について書いていきます。
子猫にまたたびを与えるとどうなるの?
猫にまたたびを与えると脳の中枢神経が麻痺します。
これにより性的な興奮作用が出るのですが、未発達の子猫の脳には悪影響を及ぼします。
どんなことが起こるのかというと、成猫になった際に凶暴になったり必要以上にまたたびに反応するようになります。
それだけならまだしも何かの拍子に大量のまたたびを摂取してしまうと呼吸困難から最悪の場合「死」に至ってしまうケースもあります・・
人間の子供にアルコールを与えた場合と似たような感じですね。
与えすぎという意味では成猫に対しても一緒で、同じく呼吸困難のリスクがあります。
なので、用法用量を良く守り与えることが重要になるんですね。
なんでも与えすぎは危ないです。
子猫はまたたびに反応しないは嘘
子猫でもまたたびに反応するか否かは個体差があり、全部の子猫がまたたびに無反応かといえば違います。
かといって与えることは先ほども書いた通り危険なことですので与えないようにしましょう。
何歳からまたたびを与えても大丈夫なの?
猫にまたたびを与えても大丈夫な年齢は平均的に言えば生後9か月から。
成人したらお酒を飲めるのと一緒ですね。
厳密に言うとオスは1歳から、メスは7か月からが適齢期であると言えます。
理由は心身共に大人になったのもそうなんですが、性的な興奮作用という観点から考えても成猫の方が反応が良いんですね。
特に未去勢のオスには効果があるとか・・
逆に妊娠中の母猫にはあまり効果が内容です。
またたびを与えるタイミングとは?
猫に精神的な負担がかかっているなと飼い主さんが判断した場合、またたびを与えると負担が緩和されますのでそのタイミングがベスト。
例えば引っ越ししてすぐ不穏な動きを見せたり、新しく猫が家族としてやってきたり・・・など
飼い主さんの赤ちゃんが生まれるなど家族が増える場合も負担がかかりますね。
いずれにせよ環境が変化するなど猫にストレスがかかった時が与え時です。
またたびの効果が高い部位を知って与え方を工夫しよう!
マタタビと言っても部位によって効果が高いところや低いところがあります。
効果が強い順に言うと
葉⇒枝⇒実⇒液体⇒粉末
の順番。
与えて大丈夫な適齢期になった際には効果の弱い粉末から与えることをおすすめします。
子猫とまたたびまとめ
子猫にはまたたびは与えない方が良いです。むしろ毒ですので与えないでください。
与えても大丈夫な時期は
- オス:生後1年
- メス:生後7か月
与えるタイミングはストレスを溜めていると判断できる時なんですが、基本的にまたたびは嗜好品。ストレス解消以外には効果が無いですし、与えすぎは毒になるので注意が必要です。
成猫でも与えすぎると呼吸困難など重篤な症状を出すことがありますので、与える際には適量(約耳かき一杯分程度)を与えるようにしましょう。