猫のおもちゃは自作したほうが楽しい!?ねこじゃらしの作り方と遊び方
ねこじゃらしなど猫と遊ぶためのおもちゃはホームセンターなどで購入することが多いと思いますが、せっかく買ってきても反応無し・・など悲しいことが多いですよね。
この記事では猫が食いつくねこじゃらしの作り方と遊び方を実体験を元に書いていきます。ねこじゃらし選びの参考になれば幸いです。
うちの猫の趣味趣向からねこの玩具について考えた
うちの猫たちは二匹とも趣味趣向が違うため同じおもちゃで遊ぶことはそこまで多くありませんし、遊んだとしてもどちらかがすぐ飽きてどこかへいってしまいます。
子猫の時は何でも遊んだのに成猫になると反応が悪くなったり全く興味を示さなかったりします。
なので市販のおもちゃを最近では買っていくことは減り、壊れたおもちゃをベースに作成することが多いですね。高いおもちゃが必ずしも猫にとって楽しいわけではなく、あくまでも猫個人の趣味に合わせることが重要になったりします。
にゃんだむの趣味
先住猫にゃんだむの趣味は少しずつ動くものをじっくりと観察して最小限のモーションで遊ぶといった横着型。体力を出し切って遊ぶ子猫のような遊び方は好みません。
興奮してくるとゴロンと横になって前足を広げやる気満々の表情とは裏腹に怠け者なスタイルでの遊びを好みます。
若い時はティッシュを丸めたものを投げると走って取ってきて私の前に置くといった犬のような遊び方を好んでいたのですが、加齢とともにスタイルが変化してきました。
ブラッシングで発生した毛を丸めたものを投げると未だに興奮して走りますが、誤食・・というか食べてしまいますので食いつきは良いものの嘔吐や腸閉塞の原因になりますのでおすすめできません。
にゃんだむから得られる遊び方のヒントは
- 獲物が隠れていく様子を演出すると知的に刺激があり楽しめる
- 見えないところで音を出して想像力を働かせると横着な猫も反応する
- ねこじゃらしを振るスピードに緩急をつけていきもののように扱う
です。
アンの趣味
後輩猫アンはアグレッシブな動きに反応します。ねこじゃらしを振るスピードが速いほど目で追うようにしますのでその点はにゃんだむと違いますよね。
獲物を追って激しく運動することを好みますので割と単純な動きでも反応します。
逆ににゃんだむのような緩慢な動きをつけた猫じゃらしには飽きてしまいすぐどこかに行ってしまうので違うベクトルで遊ぶ方法を取る必要があります。
アンとの遊びから得られる遊び方のヒントは
- 運動量が多い猫は激しくねこじゃらしを振って煽るのもアリ
- 音・動きで刺激して反応を引き出す
- 緩いのを好まないタイプには単調でも動きをつける
自作ねこじゃらしのポイント
上記のように猫ごとに趣味が異なり、遊び方にも工夫が必要であることがわかりました。
このことから考えられる自作ねこじゃらしのポイントは
- 音
- 動き
- 臭い
を考えて作ると反応を引き出せます。究極な話しこの条件を満たしていればゴミでもいいんですね。実際私が作ったものは壊れた猫じゃらしの棒にビニール紐を括り付けただけの簡素なものだったり、壊れたねこじゃらし同士合体させたりなんです。
遊び方次第ではビニール紐なんてかなり優秀な働きをしてくれますし、猫の感性を刺激してくれます。
カサカサと振るごとに発生する音の反応は二匹とも上々ですし、先にまたたびをつけたヘアゴムなどを結わえるとなお反応が上がります。特ににゃんだむはヘアゴムなどのゴム製品への触感が好きなようで良い動きで追ってくれますね。
動きに関しては猫の反応を見つつじっくりとツボを探ると良いです。
ねこじゃらしで遊ぶ際の注意点
市販品は割と頑丈ですが、自作のねこじゃらしは特に注意したいポイントとして「誤食」ですね。興奮するあまり噛みちぎりに移行する猫もいますので、間違って食べてしまわないように見守ることは忘れないでください。
いくら頑丈に作っても肉食動物の爪と牙ですので壊れるのは時間の問題。
猫が口にして怪我しない素材や誤食しづらい素材を使うことをおすすめします。
ねこじゃらしの自作のポイントと遊び方まとめ
ねこじゃらしは猫の趣味趣向を探るところから作成してください。素材は誤食しづらいものや怪我をしないものを使って作成。遊び方の好みも飼い主さんがしっかりと確認しつつ好奇心を引き出してください。
高いものと自作の差はほとんど無く、その猫が好きか嫌いかで価値が決まります。猫と向き合うことで猫の好きな遊び道具や遊び方を模索してあげてくださいね。