猫が必死に何かを訴えているのにわからない時に知っておきたい原因と対策まとめ
猫と暮らしていると何を訴えているのかわからない状態でニャーニャー鳴いて困ることがありますよね。例えば夜電気を暗くした時に鳴くとか飼い主がお風呂に入ると鳴くとか・・・
明け方に鳴き始めて寝不足という人も多いのではないでしょうか?
この記事ではなぜ猫が鳴くのか?原因と対策についてまとめていきたいと思います。
猫が鳴く理由とは?
まず始めに猫が鳴く理由から考えていきたいと思います。完全に野性の猫は鳴く理由がありません。鳴くことで外敵や獲物に自分の存在を知らせることとなり餌が取れなかったり襲われたりするリスクがあるためです。
猫が鳴くようになったのは人間と暮らし始めてからと言われており、人間とコミュニケーションを取る理由から鳴くようになったと考えられます。
なので猫が鳴く=何か訴えている
と考えるのが妥当。
猫が鳴いてうるさい場合にはその原因を探ることが解決の糸口になります。
猫が鳴くケース別の原因と対策
お風呂場で鳴く理由と対策
お風呂場の中で鳴く猫は、お風呂場=水=怖い
という意識があるためです。
猫は身体が濡れるのを嫌う生き物ですので、急に水が出てくるシャワーなどに警戒心を抱いていると考えられます。
飼い主さんが入浴中に脱衣所で鳴く猫は飼い主さんが濡れてしまうのでは?という心配から心細くなり鳴いているんですね。
うちのケースですと、私が入浴中はにゃんだむが脱衣所でしきりに鳴いていることが多いです。その時の対策はちょっと顔を見せてあげると安心して待っていてくれますので、鳴き声がうるさい時には顔を見せてあげると解決すると思います。
長毛種のアンをシャンプーする時には切ない声で鳴きますが温かいと感じると安心して鳴き止みます。
夜電気を消すと鳴き出す理由と対策
夜寝るときに電気を消した瞬間から鳴きだす猫も多いですね。猫は夜行性動物ですので暗くなるとテンションが上がったりすることが考えられます。
また、寂しがりやな個体は暗くなると不安になることもあるようですね。
電気を消して暗くなった時に猫が鳴いてうるさい場合の対策としては
- 電気を消す前に遊んであげる
- 寝る場所に一緒に行く
- 鳴き止まない婆にはまたたびも有効
子猫の場合は人間と暮らしていくうちに人間のリズムになってきますので長い目で見てあげてください。
明け方鳴きだす猫の原因と対策
猫は夜行性と言われていますが厳密に言えば「夕方と明け方」なんですね。薄暗い中で行動して獲物を捕らえる性質があるため明け方に行動を開始します。
明け方に獲物を取るということはお腹が空くタイミングが明け方になる生き物。なので、寝る前にフードを追加して就寝することが明け方猫に起こされないための対策の一つ。
また普段遊びが足りない場合には欲求不満から行動時間に鳴いてまわることも考えられます。うちのワイルドキャットアン(キジトラの毛柄のため野性味が強い)は遊びが足りない日が続くと欲求不満になり明け方鳴いて家族を起こします。
フードは残っているので身体を持て余しているためなんですね。
飼い主が就寝前にたっぷりと遊ぶと夜鳴きは無くなりますので野性味が強い猫種は毎日運動させると夜鳴きが無くなると思います。
鳴きながらウロウロするケースの原因と対策
時間帯も不規則でニャーニャー鳴いてうるさい場合に考えられる原因は「寂しさ」が大きいと思います。普段飼い主にべったりな猫の場合には「分離不安症」が考えられます。
分離不安症の場合には飼い主が構いすぎると逆に離れたときのストレスが溜まる一方ですので獣医さんと相談して対策をたてることをおすすめします。猫の心のケアはしっかりやりたいですね。
またニャーニャー鳴いてついてくる場合には抱っこするなどスキンシップを図ってみると簡単に解決するケースがあります。
どうしても原因がわからない場合にはやはりまたたびで調整してみるのも一つの手段です。
猫が鳴いて困る場合の原因と対策まとめ
猫の性質を知るとなぜ鳴くのか?がわかると思います。そして鳴くということは飼い主に何かを訴えているサインであると考えてください。
大まかに鳴く原因をまとめると
- ストレス
- 不安
- 欲求不満
自分と暮らしている猫が何を欲求しているのかを考え解決してあげることが鳴き止ませる近道です。猫とお互い理解を深めてよりよい関係性を築くことでもっと楽しい生活になりますよ。