猫にとっての美味しいや不味いは人間基準では無かった件
猫まっしぐらというフレーズを耳にすると思いますが、実際猫はどの程度美味しさを感じているのでしょうか?
日常的に与えていたフードを突然残すようになったりして「もしかして飽きたのでは?」と考えフードを変更する人も少なく無いと思いますが、それは本当に猫が望んだことではない事がこの記事を読むとわかります。
ここでは人間基準に猫を考えて間違ったフードの与え方をしないよう猫の味覚について書いていきます。
猫の感じる味ってどの程度なの?
猫にとっての味とは「食べれるか食べれないか」の判断基準であり、人間とは違い酸っぱい・しょっぱい・苦いを感じる程度であると言われています。
酸っぱい・苦いには特に敏感で、腐った肉を食べないようにするための判断基準にしていると考えられています。しかし酸っぱいの中でもリン酸の酸っぱさは猫が好む味で、一概に酸っぱいものを嫌うというわけではありません。
しょっぱさに対してはほぼ鈍感。これは野生の猫が捕食して食べる獲物の中に猫の身体を維持できる程度の塩分が含まれていたため塩味に対してはほぼ感受性が無くなったと考えられています。
甘味に関してはほぼ感じない模様。ただし甘みを感じるアミノ酸(グリシン・アラニン・プロリン)には反応します。
猫がフードを選り好みする理由って何基準なの?
猫は味覚がほぼ三種類に分類されており、半数以上が食べれるか食べれないかであるということがわかりました。ではなぜ猫はフードを選り好みするのか?
その理由は「匂い」にあります。
もし今まで食べていたフードを突然食べなくなった・・という事態になった場合、フードに飽きたわけではなく、その「フード」に問題が生じている可能性を考えてください。
例えば保存方法が間違っており、フードにカビが生えたり腐っていたりなどの可能性があります。
それでも猫の食欲が落ちた時にするべき行動
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猫の味覚と食欲の関係性まとめ