意外と知らない間違いだらけのキャットフード保存方法
キャットフードは食べ物ですのでカビが生えたり傷んだりします。開封後の保存方法が間違っていると賞味期限前でも傷んでしまうこともありますので注意が必要。
この記事では意外と間違っているキャットフードの保存方法と正しい与えかたを書いていこうと思います。
キャットフードの正しい保存方法とは?
ドライフードの場合
ドライフードは開封後湿気が少なく温度の低いところ、いわゆる冷暗所へ保存しておくことが重要です。その理由としては「カビ」の発生を防ぐため。
冷暗所と言えば冷蔵庫を想像しますが、冷暗所である「冷蔵庫」への保管がNGということはあまり知られていません。
ダメな理由として冷蔵庫へ出し入れする際に外気温の差による結露が発生してカビが生えやすくなります。よって外気温との差が大きい冷蔵庫への保管は適していないと言えるんです。
また、直射日光に当たる場所も品質が変化してしまいますので高温多湿を避けた直射日光の当たらない場所を選んで保管することをおすすめします。
開封後保存する容器は袋が密封できるよう大きめのクリップで留めたり密封容器に入れたりしてなるべく1か月以内に使いきってください。
置き餌にする際には1日までが限度で、それを過ぎた場合は捨てるようにした方が無難です。
ウェットフードの場合
ウェットフードの場合は開封後20分くらい過ぎたら捨てる方が無難です。ウェットフードは傷みやすいので保存が効かない「生もの」と考えます。
時間が経つと鮮度が落ちるのと同時に雑菌の繁殖や腐敗が進みますので猫の健康上良くありません。
与えてから20分くらいを目安にして食べない場合は捨てるようにしましょう。特に高温多湿になりやすい夏場は注意が必要ですよ。
どうしてもすぐ食べない猫に与える場合は、別の容器に移し替えて冷蔵庫及び冷凍庫へ保存することもできますがあまりおすすめできません。
猫が喜ぶキャットフードの与え方とは?
キャットフードを与える場所
猫は繊細な生き物ですのでご飯を食べる場所にも気を使ってあげると喜ばれます。トイレの近くや人通りの激しい場所では気が散ってしまいストレスの原因になることもあります。
人間に置き換えて考えるとわかりますが、臭いトイレの中でご飯を食べたくないですよね。
キャットフードを与える器
キャットフードを入れる器選びも重要で、臭いが残りやすいプラスチックの容器は避けたほうが無難で陶器製の器の方がおいしく食べてもらえると思います。
器の大きさなんですが、髭がぶつからない大きさや形状の器がストレスなく食べることができると思います。
キャットフードを与える回数
肥満猫には特に回数を増やし、量を減らすと効果的です。猫は気が向いたら食べたい生き物ですので、一度に沢山もらっても残す事が多いためです。
ちょっとずつ複数回にわけてフードを与えると喜び倍増ですね。
回数ですが、一日2~3回を目安に。
傷んだキャットフード、カビの生えたキャットフードが猫に与える影響とは?
保存方法を正しく行っているつもりでも傷んでしまったりカビが生えてしまうことがありますので、与える前には飼い主さんがチェックすることが必須。
カビが生えていたり傷んだフードが猫に与える影響というのが、当然猫の体調がすぐれなくなります。
- 嘔吐
- 下痢
- 尿の異常
- 元気が無い
など中毒症状が起こったら食べたフードを持参して受診することをおすすめします。
いくら品質が良いフードだとしても保存状態が悪ければ猫に悪影響を及ぼしますので、飼い主さんがしっかりと開封後は管理することが必要なんですね。
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