フードの与え方で猫の健康寿命を延ばす方法とは?
猫と人間は違う生き物です。
当然のことですが、一緒に暮らしているうちに自分の子供と同じような感覚を持ってきてしまうのはきっと私だけではないはず。
家族ですからね。
ですが人間と同じような感覚で育ててしまうと猫自身の健康寿命を削る恐れがあるんです。特にフードの与え方というのは誤認しがちなところですので正しい与え方をするのが重要です。
この記事では猫に対するフードの与え方で健康を維持する3つのポイントを書いていこうと思います。
1,決まった量を決まった時間に規則正しく与える
置き餌をしていると猫はいつでも餌にありつけると思い一日中食べたり食べなかったりします。
人間に置き換えてもこれは不健康なサイクルで、身体にもよくありません。
一日中だらだら食べていると内臓が休まる時間が無い為身体に負担がかかり、病気になりやすい体質になりますので注意が必要。
よって、フードは規則正しく時間を決めて与えるのがベストとなります。
日中家に居ない人は置き餌にしがちですが、日中は猫の熟睡時間ですので
人間と同じように日中までフードを与える必要はありません。
また与える回数ですが、決まった時間帯であれば数回にわけて与えてもOK。ただし不規則に与えるのはNGです。
朝・夜・寝る前という風に決まった量を決まった時間に与えるのが無難です。
2,与えるフードの質を真剣にを考える
昔は猫にはねこまんまを与えるという風潮があったのですが、今そんなことをすると一気に猫の寿命を縮める可能性があることがわかっています。
※ねこまんまとは:炊いた白米にみそ汁などをかけたもの。猫にとって必要な栄養素が足りないばかりかミネラル分過多でネコの健康を阻害する恐れがあります。
肉食動物である猫に雑食性の人間の食べ物を食べさせるとうまく消化できないものが多いばかりか、猫にとって毒性のある食べ物も存在しますので注意が必要です。
では何を食べさせればいいのか?という点ですが猫専用に調整された総合栄養食であるキャットフードが猫にとっては一番身体に適していると言えます。
ただキャットフードといっても数多くメーカーから出されていますのでどれを選んだらいいのか迷いますよね?
値段が安くても質が悪かったり広告で良く見かけるから買ってみたら猫に合わなかったりと様々な問題が起きるためキャットフード選びは難航しがち。
当ブログでは本当に猫のためを考えてキャットフードを作っていると考えられるキャットフードメーカーを
- 公平な口コミからの観点
- 配合成分を分析した観点
- 世界で支持されている信頼性
から割り出しまとめておきました。
キャットフード選びに迷いましたらご参照ください。
3,フードの与え方を工夫する
フードを規則正しく時間を分けて与えても、一気食いしたりする猫ですと胃がびっくりして嘔吐してしまうことも多々あります。
これを回避するにはお腹が空いているタイミングに多めに与えないようにするのがポイントで、フードの量を調節して与えるといいです。
一気に多く与えるのではなく、一日4回に小分けで与えると満足感も増えますし吐きにくくなりますので一石二鳥。
また、夜中に小腹が空いて無く猫には寝る前に食べさせる量を増やし、朝・昼のぶんを減らしてみるといいです。
猫が長生きするフードの与え方~まとめ~
不規則にフードを与えたりねだられたタイミングで好きなだけ好きなものを与え続けると猫の寿命が縮みますので、そういったことが無いようある程度規則を設けてフードを与えることが必須です。
まとめますと
- フードを与える時間を決める
- 食べさせるフードは安全性の高いキャットフードを選定する
- 猫の身体にストレスがかからないよう与え方を工夫する
というところがポイント。
猫に与えるフードの厳選もきちんと行いたいものですね。人間で言えば毎日食べるものがジャンクフードだと確実に身体を蝕むように猫も粗悪なフードだと同じような現象に見舞われます。
飼い主の責任としてちゃんとしたものを与えたいですね。