猫を叱ると反応がいまいち・・本当に正しい叱り方まとめ
犬と猫は当然違う生き物ですので同じような扱いをすると全くいうことを聞いてくれなくなります。
むしろ猫に対して「人間の都合を押し付ける」というスタンス自体が間違っていますので、猫の性質への理解が無いと嫌われてしまうことになりかねません。
この記事では猫の性質から考える猫の叱り方と犬との違いを書いていこうと思います。
猫の性質から見る猫との暮らし方の心構え
猫目線で考えると猫と人間との間には犬と違って主従関係がありません。
上下関係では無く対等な立場で接することが重要で、飼うといった感覚よりは一緒に暮らすといった表現が正しいのかもしれません。
よってしつけという感覚よりは、猫自身にやって欲しくないことをわかってもらえるようにこちら側で知恵を絞らなければならないのです。
私の経験上ダメなしつけ方としての例ですが、うちのオス猫にゃんだむはいたずらをすると構ってもらえると学習してしまい、自分の欲求を通したいときはわざといたずらして私の気を引くことを覚えてしまいました。
わかってもらいかたを間違った良い例ですね。
そのときやっておくべきだったのはいたずらをした際には「にゃんだむ自身に嫌なことが起こる」という認識をさせるべきだったんです。
猫が何かものを落とすなどいたずらをした時には間接的に猫に「嫌なこと」が起こるようにすることで猫が今とっている行動は危険が伴うと学習します。
そして、猫は特に嫌な事をしっかりと覚えており嫌なことが起こる行動を慎むようになるわけなんですね。その性質を理解して実行することで猫との関係性が良好で暮らすことができますよ。
嫌なことを学習する猫に対する間違ったアプローチ
良いことも悪いことも覚えている猫の性質を考えると、当然大きな声で怒鳴ったり叩いたりすることがどんなに猫との関係性を悪化させるかがわかると思います。
犬の叱り方と大きく違う点ですよね。
猫への叱り方のポイントとして押さえておきたいところとしては
- 直接飼い主が手を下したことを悟られてはいけない
- 飼い主が危険な存在だと思わせてはいけない
- 飼い主が大きな音を出すなど不快な行動をする存在だと思わせてはいけない
と考えると安全に良好な関係を保ちつつ「わかってもらう」事ができます。
間違ったアプローチ方法は上記の方法の逆であることは当然ですよね。