野良猫を保護した場合気を付けるべき寄生虫や回虫が居たケースと対策まとめ

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子猫を保護したらまず受診をするべき理由は寄生虫や回虫にあった

野良の猫を保護した場合には受診しないといけません。その理由としては寄生虫や回虫がお腹にいるため、トイレを上手くできなかったり体調を崩したりするからなんですね。

この記事では私自身が体験した寄生虫や回虫の件についてとなぜ野良猫は寄生虫に感染してしまうのか?寄生虫に感染したらどうしたらいいのか?など猫と寄生虫の関係性についてまとめていきます。

猫に寄生する寄生虫はどんな種類があるのか?

猫に寄生する寄生虫は大きく分けて7種

鉤虫・回虫・鞭虫・瓜実条虫・マンソン裂頭条虫・多包条虫(エキノコックス)・猫条虫

感染経路は直接寄生虫の卵などを食べてしまうケースや中間宿主を食べてしまうケースが多いです。虫やカエル・へびなどを捕食してしまう野良猫生活を経験している猫ならばほぼ感染していると考えて間違いなさそう。

野良猫から生まれた子猫も母乳や胎盤から寄生虫を貰うこともありますので、外で暮らしたことがある猫は寄生虫がいると考えて間違いないです。

また室内でも入ってきた虫を捕食したりノミやダニが居るカーペットを毛づくろいするなどして感染します。

実際寄生虫に寄生された猫の体験談と感染した際に起こす症状

次に実際うちの猫が感染した体験とその時の症状について。

にゃんだむの場合、生後三か月目まで外で暮らしていたので引き取る際に「マンソン裂頭条虫」に寄生されており、1カ月半脱走した際にもサナダムシがもれなくついてきました。

外で生活する猫は小動物や虫を捕食して生活するので寄生虫はつきもの。

寄生虫に感染すると元気が無くなり食欲が落ちます。貧血や血便などの症状が出る場合もあるようですね。

うちの場合下痢が酷かったです。トイレを汚すのが嫌なのか違和感からトイレ以外で粗相をするようになり、お尻歩きなども頻繁に行っていました。

様子が変だな~と思っていたらお尻から紐のようなものが出ており受診に至ったわけですが、トイレを失敗するような場合や下痢が続くようでしたら寄生虫を疑っても良いかもしれません。

外に出した猫はしっかり様子を見守ってあげてください。

猫の寄生虫が人間に感染しないよう予防するためにはどうしたらいいのか?

基本的に猫は完全室内飼いが推奨されますので寄生虫を持ってくる可能性は低いと言えます。なので根本的な対策としては猫を外に出さないのと昆虫やカエルなどを捕食しないように配慮すること。

ノミやダニが発生しないようこまめな掃除も有効です。

寄生虫がいる猫の糞にも寄生虫が潜んでいますので、糞の処理の際にはしっかりと手洗いをすることが有効です。

野良猫や子猫を保護した際には受診してください。先住猫が居る場合には保護猫と先住猫の隔離が必須です。

人間への感染を防ぐためには感染経路を把握して断つことが重要です。

猫の寄生虫対策まとめ

  • 感染経路を断つ
  • 外に出さない
  • 虫やカエルを室内に侵入させない

を徹底することで人間への感染もさけられます。

もし猫が寄生虫に感染してしまった・・と感じた場合には即受診を。排便関係など様子がおかしくなりますので観察してあげてください。

同居猫が居る場合には隔離を。

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