[悲報]成猫の歯が抜ける・・その時飼い主はどうしたら良いのか!?

[悲報]成猫の歯が抜ける・・その時飼い主はどうしたら良いのか!?
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大人の猫アンの歯が抜けました・・原因と報告から考える情報をシェアする記事

先日後輩猫アン(4歳)の歯が抜けました。

子猫の歯は乳歯からの生え変わりで抜けても問題無いのですが、絶賛大人の猫であるアンの歯が抜けるということは問題があります。

この記事では成猫アンの歯が抜けたことから考える今後と歯が抜けないようにするためにはどうしたら良いのかについて書いていきます。

成猫アンの歯が抜けた理由とは?

アンの歯が抜けた理由はズバリ「歯周病」でした。

かねてから口臭が気になっていたため予防策として色々と試していたものの、完全に歯周病を防ぐに至らず歯が抜ける結果になりました。

それでもやらないよりは全然口臭の強さが違いましたし、努力はしておくべきだと感じましたね。

本来ならば幼少期から歯磨きに慣れさせることが一番なのですが、いざ歯磨きの習慣をつけようと努力を始めた時期には既に歯磨き嫌にゃんこへ進化済みでした。

またキャットフード以外のものを食べることも要因の一つと考えられます。

一般的にドライフードと比べてウェットフードの方が歯周病のリスクが高いと言われていますが、うちの場合ドライフード中心でしたので問題ありませんでした。

しかし、人間の食べている食べ物。例えば刺身などを家族で食べているとにゃんだむやアンは無言の圧力でおねだり。そのパワーに負けた飼い主はお裾分け・・という流れも歯周病の原因の一つになっていたと考えられます。

猫は本来食べ物を丸のみにして食べる生き物ですが、人間の食べているような柔らかい食べ物を食べるとどうしても歯垢がついてしまうことが原因です。

歯周病の予防に大事なこととは?

歯周病の予防に大事な事は「歯ブラシ」が一番です。

そのためには子猫の段階から歯磨きをする習慣をつけて慣れさせておくことが重要。

うちの場合この習慣づけに失敗していたため歯周病にさせてしまったんです(反省)

先ほども書きましたが、人間の食べているものを与えるとさらにリスクが高まりますので与える食べ物はドライフード一択の方がリスクが低くなると言えます。

そもそも丸のみで食べる猫の歯に歯垢や歯石が着く最大の原因がウェットフードもしくは人間が食べるような柔らかい食べ物にあるので、なるべく与えないことが予防につながります。

アンの歯が抜けたその後どうなっちゃうの??診察の様子

正直なところ成猫の歯が抜けたということに対してかなりビビッていました。

肉食動物にとって「歯」とはエネルギーを摂取するに当たり最重要の器官ですので、それが抜けたとなると「長生きできないんじゃ・・」という不安でいっぱいになりました。

もやもやしながらも診察してもらったところ

「抜けたのはむしろ幸運」との診断

どういうことかというと、そのまま歯周病の歯が残っていると歯茎まで腐らせてしまいダメになるため早々に抜けてよかったという診断を受けました。

今回抜けた歯は後臼歯という歯で、左上が抜け落ちました。

後臼歯の役割は主に飲み込めないサイズの肉を引き裂き小さくする意味があり、キャットフードを食べている飼い猫はあまり必要の無い歯であるということでした。よって健康上は問題無く、抜けた部分の患部の消毒で済みました。

かといって普段のケアをしなけれ他の歯も抜けてしまうため、健康管理はしっかりとしていくべきなんですが・・。

なので引きづ付き猫たちの口腔内ケアはしっかりとしていきたいと思います。

余談ですが、にゃんだむも見てもらったところやはり歯周病と診断されました。

今後の歯周病ケアを獣医さんの意見から考える

さすがに抜けてよかったねで終わると今後の方針が見えなくなるため、踏み込んで聞いてみました。

完結にまとめると

  • ドライフード以外はなるべく与えない
  • 歯磨き用おやつも有効

という意見をいただきました。

なのでうちでは今後ドライフード以外はなるべく与えず、歯磨き用おやつで歯石をケアしていく方向性で行こうと思います。

他の歯を守ってやらないとかわいそうですので・・

猫の歯が抜けた時飼い主はどうする?まとめ

まず成猫の歯が抜けるというのは歯周病が原因。

子猫の場合生え変わりがありますが、1歳以上の猫の歯が抜けるということは口腔内に異常があるということ。

歯周病の大きな要因となるものは

  • 歯磨きをしていない
  • ウェットフードや人間の食べ物を与えている

が主な理由。

基本的にドライフードのみの場合には歯周病のリスクが少なくなるため、最低限人間の食べ物を与えることはしない方がいいでしょう。

ドライフードを食べる際にはそこまで歯が無くても支障が無いのですが、猫の歯を守る努力は飼い主として続けていくべきです。

うちでも今後しっかりと猫たちの口腔内のケアをしていきたいと思います。

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