[飼い主必見]猫と暮らす上で知っておきたい食事回数
猫の健康の基本は食事ですが、餌の回数や量などきちんと把握している人はあまり多くない印象です。
という私もそのあたりをしっかり把握していなかったため先住猫にゃんだむを太らせてしまったのですが・・
この記事では猫にとってベストな食事回数や量はどれくらいなのかについてまとめていきたいと思います。
猫にフードを与える時間はいつがベストなのか
ねこは夜行性の生き物ですが、人間と暮らす上で人間のサイクルに多少なりとも合わせてくれないと飼い主さんが参ってしまいます。
夜は眠る時間で日中は活動する時間という癖をつけていかないとフードを与える時間が深夜になったりしますので、少なくともフードを与える時間は
- 夜18時~22時
- 朝6時~8時
くらいを目安にして与えたいところです。
この時間は猫が本来活動する時間である薄暗い時間帯に合わせたもので、猫にとっても負担が少ない時間でもあります。
完全に日が昇る時間帯は猫にとって体力温存のために眠る時間帯であり、活動量が減りますのでフードを与えても食いつきは上記の時間ほどではないです。
このことから本来狩りをする時間帯である時間帯に合わせたフード給仕を心がけることが猫にとっても人間にとっても都合のいい時間帯になると言えます。
猫に一日何回餌を与えるべきなのか?
フードを与える回数が少ない場合、一気食いにつながり嘔吐してしまうことがあるため少なすぎる給仕回数は猫の消化器官に負担をかけてしまいます。
逆に多すぎる場合には猫特有の「ながら食い」を助長しますので決まった時間に食べなくなる恐れがあります。
多すぎず少なすぎずの回数を与えることがポイントとなります。
おすすめは「一日二回」フードを与えることです。
先ほどもチラッと書きましたが、朝晩二回与えると猫の活動時間と重なりますし食いつきも良いためこの時間二回にわけてフードを与えることが猫の体調管理につながると思います。
猫に必要な一日の摂取カロリーを知りたい
完全室内飼いの猫の運動量から考えると、一日に必要な摂取カロリーは約体重1キロあたり70キロカロリー。
例えば体重3キロの猫でしたら210キロカロリーですね。
(にゃんだむは8キロなので560キロカロリーです・・)
グラム当たりのカロリーはフードのパッケージに記載されていると思いますので、それに合わせて計量して与えてください。
肥満気味の猫の場合にはフードの量を減らすかダイエットフードで摂取カロリーを減らす必要があります。
ちなみに子猫の場合は体重1キロにつき160~240キロカロリーになります。成長期はどんどん食べて大きくしていく必要があるため、成猫と同じ量では足りないんですね。
置き餌が猫にとってダメな理由
猫にフードを与える時間を決めることが面倒なのでついつい置き餌にしてしまう・・・という人も少なく無いと思います。
猫にとって置き餌がダメな理由として挙げられるのが
- カビや雑菌の繁殖
- 劣化による食いつきの悪さ
- ながら食いの助長による肥満
といったデメリットがあります。
特にウェットフードは置き餌にするとすぐに傷んでしまいますので、置き餌にはできません。
匂いが飛ぶことで食いつきが悪くなってしまうこともしばしば。猫は味覚が弱く、匂いで食欲を増減させますので美味しそうな匂いを放っているうちに食べさせてあげたいところ。
多頭飼いの場合置き餌にすることで他の猫のぶんも食べてしまい、肥満を加速させてしまうところは頭に入れておきたいですよね。
うちはこれでさらに肥満が進んでしまったので・・
力関係が強うほうが沢山食べる傾向にあるので、多頭飼いしている人は特に気を付けてください。
猫の食事回数と与え方まとめ
猫に食事を与える際には置き餌はNG。
決まった時間に決まった量を与えることが健康管理の基本となります。
おすすめの食事回数は一日二回。
時間は
- 朝6時~8時
- 夜18時~22時
この時間帯は猫が一番活発に行動する時間で、本来野生の猫が狩りをする時間であるため人間にとっても猫にとっても都合が良いんです。
与える量は成猫の場合体重1キロにつき70キロカロリーを目安に。
子猫や妊娠中の猫の場合は必要カロリーが増えるので調整してください。
肥満猫にはダイエットフードを与えるか摂取カロリーを減らすことで対応。
健康管理の基本はフード管理から始まりますので決まった時間に決まった量与えて病気を予防していきたいものですね。