猫と遊びたいけど反応が悪い・・そんな時知っておきたいじゃらし方のコツ
猫と遊ぶ時間を作りたいけど、時間が取れるタイミングで猫が乗ってこない・・
子猫の時と比べて猫じゃらしの反応がいまいち・・・
など
気まぐれな猫と遊ぶには超えなければいけないハードルがありますよね。
この記事でわかることは
- 猫が乗ってくる遊びの誘い方
- 猫の反応から見るじゃらし方
- 猫と遊ぶにはどんな遊び道具が最適?
- 猫と遊ぶ時間はどれくらいが最適なの?
- 多頭飼いの場合の遊び方のコツとは?
です。
猫の気分を盛り上げる遊びの誘い方ってどうしたらいいのか?
猫も感情がありますし、気分が乗らない時もあるんですね。
ただ飼い主さん側も時間の都合上遊べるタイミングがここしかない!っていう場合も多いはず。
なので飼い主さんがやるべきことは「猫のテンションが上がる遊び方」をするべきなんです。
そのためには猫の本能をくすぐる方法を知り実行すると猫がどんどん黒目を真ん丸にして楽しんでくれます。
コツその1:本能を刺激して猫の反応を確認
猫が遊びたくなるのは、ハンターの本能を刺激することからです。
そのために必要な事として「音」「動き」を意識することが重要。
ながらでなんとなく猫じゃらしを振っているだけでは猫もつまらないですからね。
音は猫じゃらしごとに違いますので、どの音に反応するのかを見極めてください。
カサカサは虫ややぶを進む蛇のようなイメージ。羽のついた猫じゃらしの場合パタパタと羽ばたきのような音が出ますよね。
その音に沿って「生き物」を想像させる動きを意識すると反応が高まります。
猫は耳が良い生き物ですので、小さな音でも広います。そのことを利用して
「物陰に隠れた獲物」
をイメージさせるとテンションマックスになるはずです。
重要なのは猫に色々な想像させていくと動きを引き出せるといった点です。疑似的な狩りでも彼らはハンターなのですから。
コツその2:マンネリは退屈を呼ぶので変化をつける
やりがちな事なんですが、同じ猫じゃらしなど遊び道具を使い続けることで猫たちが慣れてしまい退屈になってしまうんですね。
同じゲームをやり続けたら飽きちゃうのと一緒です。
なのでカサカサ鳴る猫じゃらしの反応が悪くなって来たらパタパタを試してみたり、猫用のレーザーポインターで反応を見たりすると良い反応に戻ります。
反応がいまいちだな~と感じたら猫じゃらしを変えて見るのも一つですね。
コツその3:時間帯を狙い打つ戦略
猫の活動時間を把握して、一番活発な時間帯を狙うのも遊ぶために必要です。
猫が一番動きが良いのが夕方と明け方
と言われていますので、普段反応が悪いと思う人は時間帯を意識してみてください。
本来眠いはずの日中に遊びに誘っても反応が悪いのは仕方ないので諦めて。
生き物の三大欲求の一つを消化しているときには遊びどころじゃありませんので。
猫の猫じゃらしは何が最適なの?
猫と遊ぶための猫じゃらしは何が最適なのか?
その答えは猫次第です。
割と趣味趣向は個体差があり、動きや音の好みも違います。
なので色々試してみて「これだ!」というねこじゃらしをチョイスするのが最適ですね。
猫と遊ぶ時間はどれくらいが最適?
次に猫と遊ぶ時間はどれくらいが最適なのかについて書いていきます。
猫は肉食動物なので、短期集中の行動が基本。
チーターもそんなに長く全力で走っていられませんからね。
なので猫と遊ぶ際にはオーバーワークにならないように時間を意識することが重要。
一般的には10分~15分遊べば猫的に良い運動になると言われています。
犬のように「ハッハッ」と息切れすると明らかなオーバーワークになりますので、早々に切り上げてくださいね。猫は長期的に動く構造をしていませんので。
多頭飼い環境から考える猫との遊び方
多頭飼いと単頭飼いでは遊び方の順序が変わってきます。基本的には先住猫優先で遊び、その後後輩猫と遊ぶといった流れにしないと先住猫が後輩猫に八つ当たりする可能性があります。
当たらなくても後輩猫は委縮して先輩に譲ります。うちのケースで見ていきましょう。
アンの遊び方の傾向
うちの後輩猫アン(メス)は本来遊びが好きで運動量も多い猫のため沢山遊ばせたいのですが、にゃんだむに遠慮して動かないことも多いのでにゃんだむと遊んでから遊ぶようにしています。
好みの傾向としてはねこじゃらしを激しく動かすと乗って来ますね。
普段の動きから見てもリスのように高いところに登ったりするので、アクティブな遊び方を好タイプ。ワイルドキャット。
毛色的にも野性味が強いタイプですので、お転婆な性格からねこじゃらしの動きを考えるとテンションが上がります。
レーザーポインターなど未知の動きをするものにも良い反応を示します。好奇心旺盛。
ただ、反応が悪いと感じる時はまず先住猫のにゃんだむと遊んでからだと遠慮なく遊びます。この辺の気遣いをしないと中々乗ってこないため、先住猫優先の重要性がうかがえますね。
にゃんだむの遊び方
アンの遊びをしたい場合先に先住猫にゃんだむの方を誘うのですが、基本的ににゃんだむはあまり動きません。
にゃんだむと遊ぶ場合は忍耐力が必要で、じっくりとねこじゃらしを動かしつつ反応を引き出していきます。
それはまさに詰将棋を真剣に指す対局さながら。相手は猫なんですが・・
特ににゃんだむの場合興味を持っているのかどうなのかがわかりづらいので、見極めが重要。
狩りをじっくりと行うタイプなんでしょうね。
そして体力はなるべく使いたくないスタイルなので、先に飼い主が飽きてしまうこともあります。
ゆっくりとねこじゃらしを隠すように動かすと忘れた頃に飛びかかってくるためびっくりします。
狙いを定めて・・・
シャッ!(寝たまま
色々な猫じゃらし紹介
ここではどんな猫じゃらしがあるのかをご紹介していきます。
スタンダードな猫じゃらし
スタンダードな猫じゃらし。猫じゃらしと言えばコレを想像する人も多いのではないでしょうか?
この形、割と猫たちの反応も良く定番だからといって馬鹿にはできないフォルムなんですね。
うちの猫はこのねこじゃらしをちょっとずつ座布団の下に隠していく遊び方がお気に入りです。
通称「釣り竿」。その名の通り釣り竿ですね。
鳥の羽がついていますし鈴がついているタイプもあるため、猫の反応は上々(我が家比)
動きに緩急つけやすいので、飼い主さん的にも疲れません。
ただ使用の際に注意したいのが「誤食」です。テンション上がりすぎて羽を食いちぎりそのまま食べてしまうケースも多く、遊びの際には気を付けないと危ない一面もあります。
蛇?尻尾?うねうねタイプの猫じゃらし
釣り竿やスタンダードな猫じゃらしとは違った動きを演出できる一本。
蛇や猫の尻尾の動きを演出できます。
誤食の心配も無いため安全性も抜群。またたびをふりかけてテンションを上げても良いですよね。
ただうちの猫たちは反応がいまいちでした。
自動系猫じゃらし
飼い主さんが遊ばなくても勝手に遊んでくれるフルオート系猫じゃらし。
子猫など好奇心旺盛な年代は反応するのですが、割と音がうるさいため成猫は怖がります。
個人的な経験からですが。
設置系猫のおもちゃ
こちらもフルオート同様飼い主の手を煩わせない猫のおもちゃ。
設置系は飽きる傾向にあり、置いていてもいつか忘れ去られてしまうもの。猫のアミューズメント補助と考えるのが良いですね。
飼い主のテクニックを駆使した「生き物」の演出には敵いませんので。
レーザーポインタータイプ
うちでは反応が良かったレーザーポインタータイプ。暗くして動かすと猫の本能が呼び覚まされます。
ただ猫の目に直接当てるのは危険なので要注意。
誤食の心配はないですが、気を付けて遊ぶ必要があるおもちゃです。
虫のような羽音を演出するおもちゃ
通称「かしゃぶん」
振ると昆虫が羽ばたくような音を出し、猫の狩猟本能をくすぐります。
うちではこれが一番反応が良いのですが、いかんせんにゃんだむの破壊衝動が解放されるため寿命が短い傾向にあります。
うちで使ってみて反応が良かった猫じゃらしランキング
ここではうちで使ってみた感触を見て反応が良かったものをランキング形式でご紹介します。
あくまでにゃんだむとアンが楽しめたものですので参考までにどうぞ。
第一位:かしゃぶん
第二位:レーザーポインター
第三位:スタンダードな猫じゃらし