車に乗る前には猫バンバンは必須!実際体験した猫バンバンの重要性と効果
私はこれまでの人生で二度エンジンルームから猫を保護しました。幸い怪我もなく無事保護できたから良かったのですが、これがもう少しで事故になっていたかと考えるとゾッとしますね・・
この記事ではエンジンルームに侵入した猫を事故に遭わせないために必要な「猫バンバン」とは何か?とその行動の重要性。実際命を救ったケースについて書いていきます。
猫バンバンとは?
猫バンバンとは車に乗り込む前にボンネットを叩いて猫が侵入して潜んでいる可能性を無くすための行動です。
特に冬時期はエンジンルームというのは暖を取るのにとてもいい環境ですので、止まった直後の車に入り込んでしまうんですね。
翌朝エンジンをかけると巻き込まれて・・・ということを予防する手段です。
[猫バンバンの重要性]猫がエンジンルームに侵入した具体的な2件事例
一件目はこの子猫。
保護した時期は冬。エンジンをかけて見たらボンネットの方から猫の声がして慌ててエンジンを停止。中を見るとこの子が居ました。
生後三か月の子猫でしたが動物保護団体へ引き渡し無事保護されました。
二件目はこの子。うちで現役の女子アンです。こちらを保護した時期は初夏でした。発情期から計算すると子猫が一番生まれる時期でもある初夏生まれ。
保護した時は生後数週間という幼さ。ヒヤッとしたのが職場から侵入して数キロ離れた自宅まで頑張ったことです。自宅で取り出したのですが巻き込まれていたら・・と考えると背筋がゾッとしますね。
猫バンバンはいつやればいいのか?時期とタイミングについて
事例から考えて猫バンバンの重要性は非常に大きいことはわかりましたが、いつどの時期に猫バンバンをやれば良いのか?と疑問が生まれると思います。
猫バンバンは停車中の車に乗り込む前にやるべきです。エンジンをかけてからですと毛が巻き込まれてしまう可能性がありますので、エンジンをかける前にボンネットをバンバンしてください。
次に季節・時期です。
冬期間は寒いため猫が車に侵入しやすい時期でもありますので寒くなってきた時期は必須です。また子猫が沢山生まれる時期でもある初夏も警戒が必要ですね。
しばらく車を動かしていなかった場合は年中猫バンバンをしてからエンジンをかける方が無難です。
猫バンバンは本当に有効か?その効果を考える
猫バンバンをすれば100%の猫が逃げ出すのか?と言えばNOです。びっくりしてさらに奥へ行ってしまう可能性もありますし、一度安心できる場所と認識するとそこを「自分の家」と考えるケースも少なく無いです。
できれば猫バンバンを行った後に一度ボンネットを開けて目視したほうが安心して車を発進できます。
猫バンバンをした後に猫が居ないかどうか再確認する癖をつけることが重要ですね。
猫が車のボンネットへ侵入してしまった場合の対処方法。JAFは動くの?
JAFに勤めている友人から聞いたのですが、ボンネットに入りこんでしまった猫をどうにかして欲しいという依頼も多いようですね。そして何とか頑張るようです。
一度侵入してしまった猫を外へおびき寄せる方法として有効なのが
フード(猫缶など匂いの強いもの)をちょっと温めて餌付けする方法と怯えている場合にはまたたびを使用することも有効です。
野良猫の場合恐怖心から引っかいたり噛んだりする可能性も考えられますので慎重に行ってください。
子猫が怖くて動けなくなっている場合にはジャッキアップしてしたから取り出すと良いです。保護する際には厚手の手袋などで手を守っておいてください。爪切りなど手入れをしていない子猫は特に爪が刺さりやすい為です。
猫バンバンの重要性と事故防止方法まとめ
猫バンバンをしないと自分の車の中で猫が亡くなってしまうといった二重の苦しみを味わうことになります。よって車に乗り込む前には必ず猫バンバンを癖づけすることをおすすめします。
人生で二回も猫が車に侵入してきた経験上誰もがあることだと確信しておりますので・・猫が侵入しやすい時期はありますが常に意識しておくと事故防止につながります。