猫を保護したらどうする?実体験ベースで語る猫の保護活動

猫を保護したらどうする?実体験ベースで語る猫の保護活動
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猫を保護、次どうしたら良いのか迷った人が読む記事

いざ猫を保護したらどうしたら良いのかわからない・・という人は世の中の大半だと思います。

そう何匹も保護して保護慣れしている人なんてそうそういませんからね。

ちなみに私は今まで三匹の猫を保護した経験があります。

この記事でわかることは

  • 猫を保護したらどうしたら良いのか?
  • 猫を保護したいけどどうやったらいいのか?保護の仕方
  • 実際猫を保護したブログ的な内容のコンテンツ

です。

それでは見ていきましょう。

猫を保護してしまった時どうしたら良いの?

猫を保護するとき色々なシチュエーションがあると思います。

  • 怪我をしているところを保護
  • 子猫を保護
  • 迷い猫を保護

などですね

状況によりますが、もし飼い主が存在していそうな猫を保護した場合

  1. 保健所
  2. 動物管理事務所(収容施設・愛護センターなどの呼称)
  3. 清掃事務所
  4. 区役所(土木課)、市役所(環境衛生課)、国道事務所、行政提携ペット霊園
  5. 警察
  6. 動物病院、獣医師会、動物園など
  7. ペットショップなど動物やフードを扱うお店

に迷子の届け出が無いかどうか確認する必要があります。

飼い主が見つかった場合引き渡して終わりなのですが、飼い主が居ない場合には保護した人が猫の進退を考える必要があります。

一つずつ見ていきましょう。

自分で飼う

猫を保護したのも何かの縁。いっそ家族に迎え入れるという手段が一つ。

猫を飼うにはそれなりの覚悟が必要となりますが、苦労以上の幸せをもたらしてくれる存在になります。

ただ本当に猫を生涯責任を持って飼うことができる環境かどうかは自問自答する必要がありますが・・

地域の保護団体へお願いする

各地域にある動物保護団体へお願いする方法が一つ。

私も昔、車のエンジンルームに潜んでいた子猫を保護した際に動物保護団体へお願いした経緯があります。

動物保護団体へお願いする際のポイントとして

  • せめてワクチン代を寄付するべし
  • キャットフードや猫砂など生活に必要なものと一緒に譲るべし
  • できればその後も保護団体へ寄付し続けるべし

動物保護団体は善意で運営しているところが多く、実際行ってみて経営は厳しいと感じました。

なのでなるべくなら動物の保護活動がもっと円滑に進むよう援助してあげることが他の保護された猫共々幸せにできる手段なのかと思います。

少なくともお願いする猫のワクチンや去勢まではやってから預けることをおすすめします。

保護猫カフェへお願いする

保護猫カフェへお願いする手段が一つ。

こちらも預ける際にはなるべく猫にかかる費用を負担するか去勢などを行ってから預けます。

動物保護団体と違う点は、その後猫の様子を見に来店できることと、来店することで保護された猫たちの糧につながるという点です。

保護猫カフェへお願いした際には末永く見守ってあげてください。

里親さんを自分で探す

知り合いに譲渡したり里親募集サイトへ応募したりする手段が一つ。

この方法の場合気を付けなければいけないポイントがあります。

  • どんな人間に渡るか不透明
  • 虐待目的の人も存在する
  • 飼い方がいまいちわかっていない

など譲渡が緩いぶん危険もありますので慎重に譲渡したいところです。

知り合いに譲る際には猫を飼った経験があるのか否か、本当に猫の一生を見れるのかを確認してから譲渡してください。

保健所へ持ち込む

保健所へ持ち込む手段が一つ。

保健所は里親への譲渡条件も厳しいので安心できる部分もありますが、数日後には殺処分へ移行するためあまりおすすめできません。

猫の保護の仕方はどうすればいいのか?

次に猫を保護する方法ですが、触れるか触れないかによって大きく異なります。

触れる場合の猫の保護の仕方

ある程度人馴れしており触れたり撫でさせてくれたりする場合、キャリーケースへそのまま入れて連れて行く方法が一番です。

用意するものは

  • 手袋
  • 洗濯ネット
  • キャリーケース
  • またたび

万が一暴れて引っかかれることを考えて厚手の手袋で保護しつつ、キャリーケースからの脱走を防止する意味でも洗濯ネットで保護します。

暴れるのを防止する意味でもまたたびは有効ですね。

触れない場合の猫の保護の仕方

人間慣れしていない猫を保護する場合に有効なのが捕獲器です。

使い方は捕獲器が閉まらないようにして設置。捕獲器の中にフードを設置して猫を捕獲器の中まで誘導します。

何度か捕獲器の中でフードを食べさせて慣れてきた時に捕獲器が閉まるよう設定します。

いつも通り捕獲器の中でフードを食べようと入ったらそのまま捕獲・・という流れ。

捕獲器には布をかけたりするなど工夫することで安心して入るようになります。

実際猫を保護した時にやったこと

今まで猫を保護した回数は3回。そのうち命を落としてしまった猫が一匹いました。

ちょっと話はそれますが、初めて保護した猫が死んでしまったことがきっかけでにゃんだむを引き取る覚悟が生まれたんですね。

一つ命を助けられなかったからせめて一つ責任を持って助けようと。

話しを戻しますが、他二匹は譲渡したり自分で引き受けたりしました。

うちの後輩猫アンがそのうちの一匹です。

もう一匹は動物保護団体へ譲渡しました。

冬場の寒い時期に車のエンジンルームから何か聞こえる・・と思い開けて見ると子猫が。腹を空かせているようだったので、猫缶でおびき寄せて保護。大きな猫だったらもっと苦戦していた可能性がありましたが、幸い子猫だったのでスムーズに捕獲できました。

生後約1か月程度でしょうか?当時にゃんだむがうちにいましたので、多頭飼いは不可能だと判断。

そのまま職場の隅でこっそりと保護していましたがいつまでもこのままではいけません。

当時地域に保護猫カフェなどありませんでしたので、知人総当たりで猫を飼ってくれる人を募集しました。

結果全滅。

途方に暮れた私は保護してくれる施設を探しました。

たまたま声をかけた知り合いが動物保護団体の事を教えてくれたので当たってみることに。

子猫を連れて動物保護団体の施設へ入ったのですが、中をみると衝撃を受けました。

病気の猫から障害を持った猫など様々な猫が保護されており、その多くの動物たちを少人数のスタッフで世話をしているといった現状を目の当たりにして驚愕。

寄付で回っている施設ですので色々間に合わないことも多いのでしょう。決して良い環境ではありませんでした。

その後動物保護団体への寄付や必要な資材をできる限り続けています。

このことから言えるのは、猫を保護するだけではなくその後の譲渡先である施設の維持にも協力的じゃないと結果的に猫を不幸にする形になってしまうことにつながります。

中々できることではありませんが、動物愛護の精神が日本全域に浸透してくれることを祈っております。

猫の保護活動まとめ

猫を保護した場合には飼い主の有無を確認する事が先決。

飼い主が居ないもしくは見つからない場合には

  • 自分で飼う
  • 里親を探す
  • 保護施設(猫カフェ、動物保護団体等)にお願いする
  • 保健所へ頼む

などの方法がありますが、保健所へ預ける場合数日で殺処分になってしまうためできるなら預けない方が良いです。

保護の仕方は触れる場合そのままキャリーケースへ入れても良いのですが、暴れる可能性があるため洗濯ネットなどで包んで入れると脱走のリスクも減り安全です。

触れない場合には捕獲器を使う手段がありますが、警戒心が薄れるまで慣れさせるプロセスが必要になります。

保護施設などはNPO法人であることが多く、次々と保護動物が持ち込まれるため経営状況が厳しいところが多いので

なるべく預ける際には援助をしてあげてください。

一匹でも多くの命を救うことにつながりますので。

保護猫カフェに出入りするだけでも猫の糧になりますので、保護猫カフェにお願いする際には様子を見る意味でも来店回数を増やすと親切ですね。

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