猫が脱走中に発見してもやってはいけないこととは?

猫が脱走中に発見してもやってはいけないこととは?
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猫が家出してしまった・・発見したときにやってしまいがちだけどやってはいけないこと

にゃんだむは元々野良ネコだったせいか窓やドアが開いていると外に出て行ってしまう癖があります。

 

普段は注意しているのですが、一度だけ大脱走してしまった時がありました・・

その期間約一か月半。

今回はその経験から言える

もし猫が脱走してしまった時に

「やってはいけない事」

を脱走の期間別に書いていこうと思います。

猫脱走後数分~数時間経過してから発見したときにやってはいけないこと

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うっかりと猫が外に出てしまった瞬間を目撃して焦ってしまうとどうしてもやってしまうのが

大声で飼い猫の名前を呼んでしまうこと・大きな物音を立てながら探すこと

なのですが、これはやるべき行動ではありません。

猫は自分の縄張りの外でもある「外」に出ると警戒心マックスの状態で大きな音に過敏になります。特に家の中で暮らしている猫は特に外の臭いや空気など初めて触れる感覚に対し警戒心が強くなっています。

 

警戒心が高まっているおかげか、脱走後数分から数時間の間ではそこまで遠くには行きませんので家の周辺を中心に捜すと見つかることが多いですので、車の下や物陰を捜してみてください。きっと脱走した地点から半径約50メートル以内にはいますので。

 

発見したら様子を観察。近づいて逃げないようでしたらそっと手の臭いを嗅がせてあげると安心してくれますのでそのタイミングで捕獲するといいです。

間違っても姿を見たときに大声で名前を呼びながら近づいたりしては恐怖心を煽るだけですので逆効果となりますので要注意です。

逆に脱走後数分から数時間以内で探す場合にやるべきことというのが、行動範囲である「脱走ポイントから半径50メートル以内を徹底捜索」することです。

猫脱走後1日以上経過してから発見したときにやってはいけないこと

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脱走後一日以上経つと猫の方も落ち着きを取り戻し(自分で脱走しておいてなんですが)徘徊を始め、行動範囲を広げていこうとします。特にオス猫は縄張りを広げようと動き回る傾向にあります。

よって脱走後数時間以内の捜索が必須なんですが、その時点で発見・捕獲ができなかった場合には気持ちを切り替えて次の行動に移る必要があります。

落ち着いた状態の猫や野良猫の行動範囲は

  • オス:半径250m~500m(未去勢500m)
  • メス:半径25m~50m

なので、行動範囲に沿った周辺を捜索することが必須。

冬期間の猫の行動時間は日が出ていて暖かい日中で、夏季の行動時間は涼しい夜間なのも頭に入れておきたいですね。

外を捜索していたら飼い猫がこっちの気も知らずに日陰でお昼寝・・なんて事もありますが、やはりここでも発見時にやってはいけないことがあります。

  • 大声を出さない
  • 走って近寄らない

です。

ほぼ初日と同じですが、安心しているように見えて中身は野生に戻りつつあるので大きな音や素早く近づくものに対しての警戒心は倍増しています。

なので、最初は優しく声をかけてみて近寄ってくるようでしたら手の臭いを嗅がせると飼い主さんを思い出してくれます。

声をかけた時にこっちを見ているだけでしたら警戒心がありますので様子を見るかフードやまたたびなどを手に取りおびき寄せてもいいですね。

特にまたたびは警戒心を解くのに効果がありますのでおすすめです。

猫が脱走したときに発見してもやってはいけないことまとめ

  • 警戒心を煽る行為(大声・音)はNG
  • 飼い主でもいきなり近づくのはNG

猫は視力が弱いので飼い主だと判断できるのは臭いを嗅いだ時からです。外という未知の環境下において警戒心をフルで活用している猫は色々な刺激に過敏、特に音には敏感になっているため注意が必要です。

脱走猫を発見しても急がず焦らずを念頭に置いて最後捕獲を試みてください。

 

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