猫を留守番させる期間は何泊まで可能?猫目線で考える対処法

猫を留守番させる期間は何泊まで可能?猫目線で考える対処法
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飼い主が一泊以上の外泊をする際に留守番はどうする?解決策と注意点まとめ

飼い主さんが1日以上の外泊の場合、猫の留守番って非常に心配ですよね?飼い主不在の状態で留守番できる日数というのが1日が限度だと言われています。

猫を飼っている状況で緊急に1泊以上しなければいけない場合どうしたら良いのか?この記事では飼い主が1日以上家を空ける場合にできる対処方法とその場合の注意点について詳しく書いていきます。

旅行など外泊時に考えるべき猫のお世話のしかたとは?

一泊以上の不在の場合にできる猫の世話の方法は大きく分けて3つ

  • 一緒に連れて行く
  • 誰かに来てもらってお世話してもらう
  • 動物病院などに預ける

が考えられます。

各方法メリットやデメリットの部分がありますので、詳しく見ていきましょう。

出かける先に一緒に連れて行く場合の注意点

猫を飼い主さんがずっとお世話できる方法がこちら。ずっと見ていられるため飼い主さんの安心感が一番大きい方法という点が最大のメリットですね。

この方法で注意するべきチェックポイントは

  • 出先は猫を入れてOKか?
  • 出先は猫と泊まれる環境か?

です。

デメリットはトイレの砂やペットシーツなど持ち物が増えるため移動手段によっては不可能な場合も多いですね。

猫の精神的な負担も大きいため条件が合わなければ現実的な手段とは言えない方法です。

外へ出すことで出先での脱走など危険が多いことも頭に入れておいてください。

知人や家族に来てもらってお世話をしてもらう方法の利点

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ペットシッターや家族・知人などに来てもらう方法は大きく環境が変わることが少なく、猫自身の心の負担もそこまで大きくありません。

かかる費用も大きく無いのがメリットですが、デメリットの部分としては

  • ずっと見ているわけでは無いので、怪我や病気の発見が遅れる場合がある
  • 気温の変動が激しい時期は室温などのこまめな管理ができず体調管理が難しい

などがあります。

一日中家族にいてもらうといった方法も考えられますが、お世話ができる家族が居る場合に限りますね。

大体は一日数回フードのお世話やトイレの管理などにとどまるため、急な体調不良に対応が遅れてしまいます。よって健康状態が良く子猫や老猫などのずっと見ていないと危険が出る可能性がある場合には向かない方法。

この方法が向いている猫は

  • 健康な猫
  • 人見知りで環境の変化に弱い猫
  • 複数飼いの猫

です。

注意点としては見知らぬ人が猫の縄張りに出入りするわけですので、猫はびっくりしてしまいます。

その状態で脱走してしまった・・なんてことがあったら大変ですので、来てもらう人には脱走しないよう注意を払ってもらう必要性があります。

もしも・・の時に読みたい記事⇒脱走してしまった場合にとるべき行動

このことから猫の扱いに慣れた人にお世話をお願いすることが条件。また猫慣れしている人でも飼い主不在の状態では猫はナーバスになっていることも考慮して、お世話が終わったら速やかに退室することをお願いする必要があります。

一時的に預かってくれる施設に預ける利点と注意点

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動物病院や知人宅、ペットホテルなどに預ける方法もあります。ただ、ペットホテルに関してはピンキリありますのでおすすめはできません。よって動物病院や知人の家に預ける方法が無難といえます。

預けることのメリットとしては

  • 具合が悪くなったときすぐに対応してくれる
  • 不安にならないよう接してくれる

などがあり、特に動物病院に預ける際には持病持ちの猫ちゃんにとっては安心できる要素といえます。

逆にデメリットとしては

  • 環境が変化することにより、ストレスがかかる
  • 動物病院に関しては予約が取れない場合がある

といったことがあり、猫自身の負担がでてきます。

しかし、長期で留守にする場合にはこちらの方法が一番無難と言えます。大体一週間くらいで猫は環境に慣れますので、精神的な負担がかかるのは約3日くらい。あとは適応してくれているはずです。長期留守にする場合は動物病院などに預けましょう。

知人に預ける場合には猫を飼っているお宅ですと不仲になることを考慮してトライアル期間を経てから預けるかどうかを検討すると良いです。ペットホテルはずさんな施設も中にはありますので情報収集は怠らないように。

一番はかかりつけの動物病院に預けると仮に具合が悪くなった時も対応してくれるので安心です。

動物病院に預ける際の注意点

動物病院に預けるということは、他の動物たちと一緒に生活するということですので一応予防接種は受けておくことをおすすめします。衛生環境には注意を払っているはずですが、念の為にぜひ。また、猫が不安にならないために愛用のもの例えば普段使っているクッションやブランケットなどを持ち込むのもありです。

猫の留守番夏場と冬場の注意点と冷暖房の設定温度

 

猫を留守番させる期間でもう一つ注意したいのが冬期間と夏季間の留守番です。地域によりますが気温の変化が大きい期間の留守番には細心の注意を払う必要があり、間違うと命の危険に晒される場合があります。

夏場の留守番の注意点

エアコンは28℃設定で出かけるようにしましょう。特に熱い地域ですとエアコンが命綱となります。熱中症のリスクを最小限にするためにも涼しくて快適な場所の確保と、最悪エアコンが止まってしまった場合を考えて猫が避難できる場所の用意をしてください。

日当たりにも注意が必要です。直射日光が入りこまないようカーテンを閉めて室内の温度が快適になるよう設定することが重要です。外泊する際には動物病院に預けるのが無難です。

冬場の留守番の注意点

冬期間も温度管理をエアコンで行うようにしましょう。温度は26℃前後が快適です。冬場は熱中症のリスクはありませんが、エアコン以外の暖房器具を使用した場合の火災の危険性やホットカーペットなどによる低温火傷が心配されますので暖房はエアコンを推奨します。

寒くなるとフードを沢山食べるため留守番させる際には多めに与えて大丈夫です。

こちらも1泊以上留守番させる際には動物病院に預けたほうがいいでしょう。

生後4か月未満の子猫は留守番できる?

成猫と違って子猫は留守番させない方が良いです。物事の判別がつかないため、いたずらから怪我のリスクの発生が心配されますし、目が離せない時期でもありますので飼い主さんがしっかりと見てあげてください。

介護が必要な老猫も同様に無理な留守番はさせない方が無難です。

猫の留守番には見守りカメラは有効か?

結論から言えば自己満足の域を出ないと言えます。遠出した先でカメラから映像が見れるというだけで何か不備が起こった場合に対応できないため不必要だと言えます。

「猫が安心するから」

という理由で購入を検討する人もいると思いますが、無機質なものから飼い主の声だけ聞こえると逆に猫は不信感を覚えそうですね。

カメラを買うより動物病院に預けてください。

飼い主が外泊時の猫はどうするのか?~まとめ~

2日以内に戻る場合は知人や家族に来てもらい身の回りのお世話をしてもらうほうが負担が少ないです。2日以上家を空ける場合は動物病院や猫を預かってくれるお宅に預けるのが無難。猫が持病を持っている場合は動物病院へ預けるようにしましょう。

猫は留守番できる生き物と言われていますが、フードを置き餌にして持つ日数や水の新鮮さ・トイレの衛生状況などを考えるとせいぜい2日くらいしか持たない印象です。

実際私もにゃんだむに留守番をしてもらったことがありますが、1泊が限界でした。(冬季は寒さからかフードを沢山食べるため持ちませんでした。)

なので誰かが猫の健康や身の回りのお世話をしてくれる状況で飼い主が家を空けるようにしないと、何かアクシデントがあった際に対応できないため安心して外泊できる状況を作っておく必要があります。

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