猫パンチをする意味って何があるの?ライオンの猫パンチの威力はどのくらい?
猫は色々なシーンで猫パンチを繰り出します。チョンチョン・・とやさしいものから爪を出して激しく叩くものまで様々。
この記事では強さ別で猫パンチの意味を解説していきます。記事後半ではライオンの猫パンチの威力を動画付きで解説していきます。
[強さ別]猫が猫パンチをする意味とは?
猫が猫パンチをする意味というのはじゃれて遊ぶときと攻撃するとき、防御するときの3パターンあります。
じゃれて遊ぶ時の友好的な猫パンチの意味[攻撃力弱]
優しく「チョンチョン」と触るように猫パンチをしたり、飼い主を後ろから追いかけてきて「ポフッ」とふくらはぎ辺りを猫パンチしたりと
痛くない猫パンチをするときはじゃれている時。
じゃれあいの猫パンチの意味は
- 遊んで欲しい
- 構ってほしい
- ちょっかいをかける
という理由から。
特徴は爪を出しておらず、攻撃の意志は無いという点。ただ、遊び興奮している場合には強めに当たるため威力は十分にありますので怪我をしないように注意してくださいね。
子猫は特に爪をしまい忘れている時がありますので、悪気は無くともナイフのように皮膚が切れてしまう可能性があります。
警告の意味の猫パンチ[威力中]
猫が不快感を感じた場合に使うのが警告の猫パンチです。ちょっかい出しすぎたり不快感を示している時に構い過ぎたりした場合に猫パンチを繰り出します。
この時爪は不快感の度合いによって出したり出さなかったりとケースバイケースになります。
ただ、この警告の猫パンチを繰り出す前には何かしらの不快感だったり恐怖などのネガティブな感情を持っているため、回避することは可能です。
猫によって何が不快感かは個体差がありますが、大体猫との距離感を見誤った時に猫パンチされる傾向にあります。
猫を触っていて尻尾をブルンブルンさせたりなど予備動作が見られたら一旦猫に構うのを止めてみてください。
攻撃の猫パンチ[威力強]
猫は基本的に平和主義なので攻撃の意味の猫パンチを繰り出すことはほとんどありません。あるとしたら縄張り争いの時にお互い引けなくなり、最終手段として使います。
顔は威嚇の表情で「う~!」「シャー!」などの声を発しつつ牽制し合います。
軽めのジャブ程度で様子を見ながら繰り出しますが、時には怪我や命の奪い合いに発展することもあります。
主に野良猫同士で見られる攻防ですが同居猫と仲が悪い場合、特に未去勢の雄同士ですと攻撃の猫パンチを繰り出してしまうことがありますので飼い主さんが仲を管理してあげてください。
脅威!ライオンの猫パンチの威力とは?動画付きで解説
次に見ていくのが同じネコ科の動物、百獣の王であるライオンの猫パンチです。
実際ライオンが猫パンチを本気で繰り出している映像が見つかりませんでしたので、代わりにライオンから猫パンチを受けているような気分になれる動画をご覧ください。
・・・いかがでしたでしょうか?
こうしてみるとライオンも普通の猫とあまり変わらないような行動を取りますよね。
気になる動く物体に興味を示し
集合。興味津々ですね。
猫パンチ!これはじゃれる意味での猫パンチです。野生のライオンも猫同様に遊ぶというシーンが収録されており、ちょっとほっこりします。
オスライオンも興味津々。ワクワク
肝心のライオンの猫パンチの威力は?
動画ではわからなかったと思いますのでこちらでライオンの猫パンチの威力について書いていきたいと思います。
動物園の飼育員さんが興奮したライオンの猫パンチを受けて肺が破裂した事件があり、そのことから威力を推測するとヘビー級のボクサーのパンチに匹敵すると言われております。
根本的に人間とは身体の構造などが違うため正確な威力までは図れませんが、人間が本気の野生動物の一撃を受けてはひとたまりもない事は確かですね。
猫も本気を出せば人間の喉元を食いちぎる身体能力を持っていると言われていますので、身体能力という意味では人間は弱者の部類だと言えます。
猫パンチまとめ
猫パンチの意味合いは基本的に3つ
- 遊び
- 警告
- 攻撃
の段階があり、それは野生のライオンにも当てはまると言えます。動画でも面白そうなものにじゃれついていましたので、遊びという概念は野生動物にもあるということがわかります。
爪無しで猫パンチをする場合には猫が遊びに誘ってきていると考えてOK。ねこじゃらしなどで一緒に遊んであげると猫との絆がもっと深まります。
ただ警告の猫パンチを受けた場合には嫌がることを止め、猫の側を離れてくださいね。