猫が喜ぶ手作りおやつとご飯の作り方のポイントを徹底解説!
市販のフードやおやつは添加物が気になるので猫に与えるのはちょっと抵抗がある・・という人のために、自宅で簡単にできる猫用のおやつとご飯の作り方のポイントを解説します。
自宅で猫用のおやつやご飯を自作するメリット・デメリットって何?
自宅で猫が食べるものを作るメリットはやはり添加物や安全性の高さにあります。市販のフードの中には猫の健康を害するものが含まれていることもあり、自分で無添加なフードを作る方が猫の健康を守れるためです。
市販のフードには安全性の高いフードもありますが、クオリティーが高いぶん高価になりがちですのでコスパを重視する人にも自作はおすすめ。
ただ総合栄養食のフードは猫の健康を維持するために必要な栄養素が配合されているため、良質なフードであればむしろそっちを食べさせた方が健康維持はしやすい傾向にあります。そのためにはフード選びを慎重にしなければいけませんが。
その点おやつに関しては嗜好品という立ち位置ですので、自作したほうが安全性は高く猫とのコミュニケーションツールとして優秀な働きを見せてくれます。
上記の理由から当ブログでは自作して食べさせるならばおやつを推奨します。
オヤツやフードを自作するデメリットに関してですが、食べさせるものの知識と選定の手間が発生する点が挙げられます。
その部分が面倒だな・・と感じる場合はその時間を猫と遊んであげたりかまってあげる時間に使うことをおすすめします。
そもそも猫におやつをあげる最大の理由が猫とのコミュニケーションを取るためにあると私は考えていますので。
猫のおやつを自作する時のポイントとは?
勘違いしてはいけないポイントとして猫は甘味を感じて美味しいと思わないんですね。人間と同じ味覚では無いので人間が食べておいしいと感じるものを猫は同じく美味しいとは感じません。
なので人間目線でおやつを作成するのはNGです。
むしろ摂取して健康を害する食べ物も多いため手の込んだものを作成することはしなくても大丈夫なんですね。
肝心の猫が喜ぶポイントは匂いにあります。
猫は食べ物を食べれるかどうかを匂いで判断しているため、食欲をそそる匂いのものを食べることには幸せを感じます。
テンションが上がる匂いは個体差がありますが、基本的には
- 魚介類の匂い
- 肉類の匂い
- 温かい食べ物が放つ匂い
に反応します。
普段食べさせているフードの反応が悪い場合には温めて匂いを出すようにすると食欲が増すことがありますので、食欲が無いと思った時には試してみてください。※食欲減退の原因には病気の可能性もありますので病的な場合は受診することをおすすめします。
ポイントから考える具体的な猫が喜ぶおやつの作り方
準備する物
- 鶏のささみ
- かつお節
人間の自己満足で作成したおやつはねこにとってそこまで喜ばしいものではなく、内容次第では肥満や病気の原因になったりもしますので、基本的にはささみを湯がいたものをベースにおやつを作ることを推奨します。
肉食動物の猫の身体に必要なものは「タンパク質」にありますので、食材の選定は良質なタンパク質を多く含む鶏のささみがおすすめ。
ささみを湯がく際にかつお節で出汁を取りつつ湯がくことでかつお節の匂いがささみにつきますし、温かいので匂いも立ちやすくなります。
湯がいたまま猫に食べさせると火傷の原因になりますので、ある程度冷ましてから与えるのがコツ。具体的な温度は人肌程度を目安に考えてください。
ちなみにかつお節を直接与える方法もありますが、かつお節は塩分が多くミネラルも豊富ですので与えすぎは尿路結石の原因になりかねません。
なのでかつお節を直接与えるのではなくささみに匂い付けする程度にしたほうが猫の健康には良いんです。
具体的な猫のおやつのレシピ
ささみジャーキー 熱量:ささみ一本平均55キロカロリー
- 材料:鶏のささみ
- 使う道具:クッキングシート、麺棒
作り方
麺棒などでささみを薄く伸ばします。薄くなったささみをクッキングシートの上に乗せ、200℃のオーブンで20分焼きます。
焼けたらオーブンの予熱で水分を飛ばし完成。
保存方法と期間:冷蔵庫で約3日程度
保存料を使わないため長くは持ちません。できれば早めに食べさせることをおすすめします。
猫の健康を維持しつつ猫とコミュニケーションをとれる自作のおやつ作りまとめ
猫のおやつ作りのメリットは
- コミュニケーションを取れる
- 安全性が高い
- 体調管理ができる
デメリットは
- 手間がかかる
猫が肉食動物であることを念頭に置き、人間目線でのおやつ作りはNG。匂いが強いと猫は喜ぶ傾向にあるためかつお節などで匂い付けすると猫のテンションが上がります。