多頭飼い猫との生活ってこんな感じ!?猫関係が見えてくる日常
この記事では我が家の猫の多頭飼いの様子を綴った内容となります。
猫をこれから飼う予定の人や多頭飼いを考えている人の何かしらの参考になれば幸いです。
現在の猫事情
うちでは二匹の猫と暮らしております。
にゃんだむ:先住猫の茶トラでオス。2008年生まれ去勢済み。体重管理を飼い主が苦戦しており8キロの大台に突入。性格は穏やかで親分肌。猫にモテる。
アン:麦わら猫長毛種。2014年生まれ去勢済み。毛が濡れると思った以上に小さくなるが、筋肉質なため質量は高い。活発で明るい。にゃんだむが大好き。飼い主の車のボンネットに侵入してそのまま家族の一員になる。
多頭飼いをするうえでの相性
基本的に去勢済みの雄と雌の組み合わせは相性が良いと言われているので、うちの場合は相性が良い組み合わせであると考えられます。
後輩猫のアンは生後2週間でうちに保護されたため猫の社会性が無く、よくにゃんだむにしつけられていましたが成長と共にその関係性は良好になっていった感じです。
最初は「けんかなのか!?」と心配しましたが、おそらくアンの方が至らない部分がありそこを教えていたのだと考えられます。
うなるなどの威嚇行動も無く、取っ組み合いや追いかけ合う程度の争い?でしたので猫同士の関係性としては悪くないと思います。猫同士のじゃれあいを飼い主目線で見ると心配になることもありますが、後輩猫をしつけている先輩猫に対してしかるのはあまり良くないと言えます。
それでもよほど激しい場合には周りで大きな音を出してみたり逃げ道を作ったりして対応しております。
上下関係はにゃんだむがおそらく上なのでしょうが、身体能力の面ではアンが上なので見ていて面白いところもあります。
じゃれあいと運動能力の差で見る猫の関係
身体能力の高いアンはにゃんだむより高いところに登れるため、よく上からにゃんだむを眺めているのを見かけます。
猫的には上に居る存在は強い存在である
といった暗黙のルールがあるらしいのですが、上下関係はにゃんだむが上なのにも関わらず上から見下ろすアンといった関係性はある意味均衡を保っているのかもしれませんね。
見下ろされたにゃんだむは不満をぶつぶつ言うものの、根がおおらかなためそこまで気にしている様子はありません。
ご飯を食べれば大体の事は忘れますので。
地上での追いかけっこの時にはアンが遠慮してなのかわかりませんが、わざと捕まったりする姿も見られますのでどっちが大人なのかわかりません。
本気を出せば絶対捕まらないはずなんですがね。
ご飯の時と遊びの時で見える猫の上下関係
うちの場合ですが、多頭飼いをしていて一番上下関係が見える部分がご飯と遊びです。
遊びやフードを与える時にはにゃんだむが先で、アンは散歩下がって順番を待つような光景が多々あります。
古き良き時代の良妻のような姿ですね。
フードの容器が空の時もアンが鳴いて催促。そしてフードを入れるとにゃんだむが来て食べるといった関係性が成り立っているのにはびっくりさせられます。
(おかげでにゃんだむの体重が減らないのですが・・・・・)
猫の多頭飼いで困った事って何?
うちの場合2LDKですので多頭飼い飼育の頭数としてはギリギリなんですね。
※頭数+1部屋が基本
トイレの数も頭数+1が必要なのですが、割と居住スペースを圧迫します・・・
猫が走り回るスペースはありますが、人間もゆったりとすごせるのか?と言えばギリギリかもしれません(日本の家屋はそんなもんかもしれませんが)
猫の運動スペースはキャットタワーを設置して上下運動ができるようにすれば広さはさほど問題にならないため、運動量の心配はないですね。
猫の多頭飼いで良かった事はあるの?
複数の猫と暮らして良かったことの方が個人的には大きいですね。
猫同士の関係性を観察していると楽しいですし、彼らから学ぶことも多いんですね。
一見自由に振る舞っていても行動パターンがあり、それを知ることでやって欲しいことややって欲しくないことが見えてきます。
理解が深まると絆も深まりますし、家族の会話も猫の話題が多くなります。
二匹でじゃれあっている姿や一緒に眠る姿を見ていると心が安らぐため、一匹より二匹で良かったなとつくづく感じます。
猫を多頭飼いした感想まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫の多頭飼いは良い面悪い面ありますが、猫同士相性が良ければ楽しさも二倍になります。
先住猫を大事にすることが必須ですが、猫関係を見ていると楽しいことの方が多いですね。
トイレの掃除もフードの量も二倍になりますが、それ以上に幸せも増えますので苦になりません。これから多頭飼いを考えている人のお役に立てれば幸いです。