三毛猫・白黒猫・サビ猫など組み合わせ柄の猫たちの性格ってどうなの？

二色以上組み合わさった毛色の毛柄を持つ猫「三毛猫・白黒猫・サビ猫」の性格まとめ

日本人にはなじみが深い「三毛猫」やレアな毛色「サビ」、雑種では多く見かける白黒猫などの性格はあまり知られていません。

この記事ではこれらのミックス柄の猫の性格について触れていきたいと思います。

黒×白の二色の猫の性格ってどんな感じ？

白黒柄のの猫ですが、柄の組み合わせ次第では非常にユニークな毛色になることもしばしばある種類ですね。

基本的には黒と白の組み合わせが多いのですが、白とグレーといった珍しいタイプもいて個性が出やすい種類といえます。

白黒猫の性格は黒と白の性格どちらも出ているケースが多く、白の繊細さは野良を生き抜く上で非常に役に立っているため野良に白黒さんが多いのはこの理由。

さらに黒猫のフレンドリーさもでるため人間にも好かれる傾向があります。

野良などで人間社会に近い場所で暮らすために必要な性格を兼ね備えている柄だと言えます。

繊細さと社交性を兼ね添えている一方で攻撃性も強く出る傾向にあるとアメリカで行われたアンケートの結果もあり、極端な部分がある柄だと言えます。

白黒猫をもっと詳しく知る

白黒猫と言っても詳しく見ていくと細かく分類できます。

• 白の割合が４０%未満：ローグレード
• 白の割合が４０%～６０%：バイカラ―
• 白の割合が６０%以上：ハイグレード

と言い白の割合が多ければ白猫的な繊細な性格が強く、黒の割合が多ければ黒猫的なフレンドリーさが強いと言われています。

黒が多ければ黒白猫とも言われる場合もあります。

また柄の組み合わせによってはタキシード　ミトン　マスク＆マントル　ハーレクイン　マグピー　バンパターンなどの相性で呼ばれます。

正確に直接影響するのは白と黒の割合いによるものが多く、柄の組み合わせは影響が少ないとされています。

有名な白黒猫たち

インスタで有名な眉毛猫サム君。白黒猫としては白の割合が多いのでローグレードです。

⇒インスタで話題の猫をまとめた記事

漫画家卵山玉子さんのお宅のトンちゃん。当ブログの一押し漫画にも登場するトンちゃんはやはり繊細さとフレンドリーさが混在している性格ですね。

⇒一押し猫漫画まとめ

三毛猫の性格ってどんな感じ？

日本猫といえば三毛猫を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？

三毛猫って実は欧米ではあまりいないんですね。というのも欧米では茶色の毛色の遺伝子を持つ猫が少なく、日本特有の種類と勘違いしている人もいるくらいなんです。

また、毛色の遺伝子の構造上三毛猫のほとんどが「メス」。

ごくまれにオスの三毛猫が生まれますがその個体はとても貴重な存在。もし一緒に住むことになったら大切にしてあげてください。

※どんな動物にもやさしくしてあげてください

三毛猫の性格をまとめると

• 気まぐれ
• ツンデレ
• 母性が強い
• 甘えん坊

と相反する性格が混ざっていることがわかりますね。

このような不確定な性格はまさに「猫」といった感じのもので、猫的な性格を求めている人にはドハマりする要素。

また頭が良い子が多いのも三毛猫の特徴です。

三毛猫をもっと知りたい

三毛猫といっても毛色の組み合わせ次第ではこげ茶、茶、白のキジ三毛。白に近い色合いのトビ三毛。縞模様の混ざったシマ三毛と分類されます。

これらの色味による性格の差異は少ないので基本的な三毛猫の性格であると捉えて大丈夫です。

個人的には錦鯉のような色合いのトビ三毛が好きですね。

また三毛猫のほとんどはメスですが、稀に生まれるオスは希少性が高いです。しかし、遺伝子上のイレギュラーから生まれるため何かしらの障害がある子が多いのも特徴。

サビ柄の猫ってどんな性格？

レアな毛色とされている「サビ」。茶色と黒の毛色が金属が錆びたときの色に似ていることから「サビ」と言われています。

一部地方では「雑巾猫」などちょっと酷い名前で読んでいる地域もあるようですが、希少価値が高くこちらもまたほとんどが「メス」。

猫好きの間でも苦手とする人もいるようですが、個人的にはすごく良い柄だと思います。レアということもありますが、他にはない個性を感じる毛色を持っていてとてもかわいい種類だと思いますね。

性格はマイペースで、どちらかといえば三毛猫さんと近い部分があるのかもしれません。気まぐれで自分流を貫く姿は、まさに「猫」といったかんじでしょうか？

他の性格の特徴としては「知的」「甘えん坊」「我慢強い」といった特徴があります。

サビ柄の猫をもっと知りたい

サビ猫にはブラックベースのサビ柄と赤毛ベースのべっこうに分類されます。よく麦わらと混同されがちですが、大きな違いは毛色の中に縞模様があるか無いかで判断できます。

他にはサビは耳の中や口の周りが被毛と同じ色なのに対し麦わらは肌色という違いがあります。

うちのアンは麦わら猫でその特徴を表していますね。

見ての通り耳の中は肌色で茶色と白、黒色が混在しており縞模様を有しているので麦わら猫であることがわかります。

白黒、三毛猫、サビ猫の性格まとめ

毛色によって猫の性格が左右されるというのは近年の研究で明らかになってきています。

白は神経質で慎重、黒はおっとりしていてフレンドリー、三色混同している三毛猫やサビは気まぐれでありつつも愛情もあり猫らしい性格といった複雑な要素があります。

単色柄の方がわかりやすいのですが、三毛などの複数の毛色が混ざったほうが楽しいことが多そうですよね。好み次第ではありますが