猫には飼いやすい飼いにくいあるの?一緒に暮らしやすい猫の特徴まとめ記事
猫の里親になる際に頭に入れておきたいのがその猫の飼いやすさです。
猫と一言で言っても個体差があり飼いにくい子や飼いやすい子様々いますので、本当に自分と相性が良い猫かどうかを検討する必要があるんですね。
この記事では飼いやすい猫の特徴をまとめていきたいと思います。
飼いやすい猫の特徴とは?
性別で判断する
猫はオスかメスかで性格が大きく変わります。
オスは基本的に甘えん坊な性格の子が多く、去勢するとその傾向が強く出ます。メスは猫らしい性格の子が多く自立している印象を受けると思います。
オスの行動パターンとして問題になりやすいのが脱走と縄張りを示すためのスプレー行動(臭いが強いおしっこを壁などに行う行為)に困ります。
これらの行動は去勢をすればある程度収まりますが、去勢をするタイミングや個体次第では残ってしまう子も中にはいますので頭に入れておいてください。
メスは行動範囲が狭いので脱走のリスクは低いのですが、去勢していないと発情期には外に出たがる傾向にあります。
去勢しないと婦人科系の病気になりやすくデメリットの方が大きいのでオスもメスも去勢をすることをおすすめします。⇒去勢なければいけない理由とメリットまとめ
性別での猫の飼いやすさまとめ
オスとメスは一長一短あり、去勢することで多くの問題は解決できます。オスは人懐っこい子が多くメスはツンデレな子が多いです。
純血種か雑種か
次に猫を選ぶポイントとしては純血種か雑種か考えると思います。「こんな見た目の猫と暮らしたい」というイメージがあれば純血種を選んでも良いのかもしれませんが、純血種には雑種より病気になりやすかったり障害が起こるリスクが高いことを念頭に置いて選ぶべきです。
例えばスコティッシュホールドは内臓疾患が多く、骨に異常が発生するリスクが高いと言われています。比較的丈夫と言われているアメリカンショートヘア―は肥満からくる糖尿病のリスクが高いなど雑種と比べて純血種は短命になりがちなんですね。
雑種は見た目の選択肢が多くありませんが、混血になるとオンリーワンなビジュアルを見せてくれたりもしますし寿命も純血種と比べても長いので個人的には雑種を押したいです。
また毛の長さも飼いやすさに影響します。
長毛種はシャンプーの必要があり、子猫の頃から馴らしておかないとお手入れが大変になりやすいです。ブラシもまめにやらないと絡まって毛玉になってしまうのでこまめな手入れが必要です。
猫種での飼いやすさまとめ
純血種は寿命が短く短命であることが多い。雑種は見た目の選択肢は少ないけど個性的な子も中にはいます。
短毛種はシャンプーの必要が少なく手入れが楽。長毛種はフワッとして見た目はかわいいけど手入れが大変です。手入れを怠ると毛玉ができたり肛門付近に便が絡まることも!(うちの長毛種アンがたまにそんな状態走り回って家の中が大変なことになります)
猫の性格で飼いやすさを判断する
猫の性格と一言で言っても個体差があることは確か。大まかな判断基準として
- オスかメスか
- 猫種
を見てある程度は判断可能ですが、実際触れ合ってみないとわからないことが多いです。
細かい性格や相性を確認するには保護猫カフェの利用をおすすめします。保護猫カフェを利用するだけでも猫のためになりますし一石二鳥です。
成猫から飼うのか子猫から飼うのか
成猫から飼うのと子猫から飼うのでは各自メリットデメリットがあります。
成猫から飼うメリット・デメリット
成猫から飼う場合は留守番させても大きな怪我のリスクが少ない点が挙げられます。危険かそうじゃないかなど分別のある行動ができるのは大人だからこそ。
譲渡してくれる人から性格などの情報が貰えるのも利点の一つですね。事前に飼いやすいかそうじゃないか判断できるのは大きいです。
デメリットは新しい家族に慣れるまで時間がかかる点。適応力は若い方が高いので心を開くまでに時間がかかります。根気よく接してあげてください。
子猫を飼うメリット・デメリット
子猫から飼う最大のメリットはかわいいことです。当然成猫も十分かわいいのですが、子猫の時代はあっという間に過ぎてしまうので希少価値も高くぴょこぴょこ走りまわる姿はなんとも言えません。
デメリットは1歳の成猫になるまで病気のリスクが高くしっかりと育てていく必要がありますし、病院代も高くつきます。
3か月目まで親元に居なかった猫は社会性に乏しくなる傾向があるのでその点も頭に入れておいてください。社会性とは「これ以上やったら危ない」「これ以上は痛いから止めなきゃ」など自分以外に接する接し方が下手くそになると飼い主さんを引っかいてしまったり強く噛んでしまったりなど問題行動が目立つようになります。
それも踏まえて1からしつけをしなければならない大変さはつきものになります。
飼いやすい猫の特徴まとめ
性別から見た飼いやすさは一長一短で好みの差が出てくると思います。雑種で短毛の方が手間がかかりませんし病気のリスクが低いためおすすめ。
どんな性格の子が良いのか考慮しつつ子猫からしつけるのか成猫と暮らすのかを検討すると良いですよ。