猫は表情豊かな生き物。感情がわかるまとめ記事
猫を飼ったことが無い人はよく「猫は表情が無く感情が読めないから怖い」という意見を聞きますが、本当はかなり表情豊かで感情表現をしてくれます。
私も十年くらい猫と暮らしていますが、その表情だけではなく態度など全身を使って感情を表現する様子に毎日癒されています。
この記事では猫の表情を読むための指標と実際に見せる猫の表情について書いていきます。
イラストでわかる猫の感情表現
このイラストからわかるのは感情を読むポイントは目と耳にあることがわかります。
イラストには描かれていませんが、髭も感情を読むうえで重要な指標になります。
- 目(瞳孔):大きくなればなるほど恐怖心を感じている証拠。細くなれば攻撃的な感情を表します。
- 耳:後ろ向きになればなるほど攻撃性が高まっている証拠。伏せると恐怖感から防御的な感情が強くなっていると言えます。
- 髭:前を向くと楽しくて興奮している様子。上を向くとご機嫌。後ろを向くと恐怖心。下を向くとリラックスが読み取れます。
姿勢からも猫の感情がわかります。恐怖心と攻撃的な感情が爆発すると右下のような背中を丸めて地面に踏ん張るような姿勢で、尻尾を爆発させます。
怒った時の尻尾の大きさは通常の約2倍くらいになりますので一目でわかると思います。
うちの猫たちから見る表情色々まとめ
怒りや恐怖などの感情の他にも猫と暮らしていると見える猫の感情があります。ここでは具体的に見る猫の表情をご紹介していきます。
●飼い主にいだずらされてご立腹のアン
やめんか!といわんばかりの表情。無言の圧力がすごいですね。ガチャガチャで手に入れた被り物を(ねこあつめのくりーむさん)強制的に被せた結果この顔です。
※この後すぐ取りました
先ほどとは打って変わってこの表情。遊んでいる最中の顔なんですが、髭は前を向き瞳孔はランランとしているのがわかりますよね。
ちなみに瞳孔が開く場合は興味を持った時にも開きます。恐怖と興味は違うベクトルなんですが面白いですよね。
遊びが楽しい!といわんばかりの顔です。
こちらは瞳孔が開いていますが髭は下向き。何か気になるものがあったのですが、それが何かわからず困惑しているときの表情です。
恐怖には至りませんが、マイナスな感情であることは確かですね。
標準的なアンの表情。
髭は下向きでまったりとした感情です。瞳孔も通常のレベルですのでこれを基準に考えると色々な顔を見せてくれていることがわかります。
●にゃんだむの表情から見る感情
次ににゃんだむの表情を見ていきます。
冬場のマイブームであるホットカーペットの下へもぐる遊びの最中。瞳孔は開いていますし髭も前向きです。きっと楽しいんでしょう。
大体このときは十数分ほどこのままですので遊んでいるとはいいがたいのですが、楽しければOKです。
瞳孔はわかりづらいですが開き気味。髭はニュートラルの位置にあります。
こちらもガチャガチャでゲットした熊の被り物を被せて見たときなんですが、思ったより暖かかったためか嫌だな~と思う感情と暖かいという感情が綱引きをしており、考えるのを止めたときの顔です。
一言で言えば「悪くない」です。
ホットカーペットで暖を取るにゃんだむ。
こちらもわかりづらいですが、髭は下向きで眠くてリラックスしている状態。完全にダメになっている猫ですね。
キャットタワー上でリラックスしているところにちょっかいをかけてみました。眠い髭の位置とこちらにちょっと興味を持った瞳孔の開き具合から感情がある程度読めます。
これが普通の表情。にゃんだむはアンと比べてもおっとりとしているため、眠い・楽しい・無の三種くらいしか見れませんが、たまにスイッチが入ると瞳孔全開ではしゃぎます。
猫の表情から感情の意味まとめ
猫は表情豊かで感情表現のポイントを押さえれば考えていることが大体理解できます。その指標としては
- 髭の位置
- 瞳孔の開き
- 耳の傾き
から理解することができます。
長年一緒に暮らしているとわかることもあるため、無表情で感情が読めないということはあまりないと言えますね。