猫アレルギーは治る!?アレルギー持ちの猫との付き合い方とは?
猫アレルギーがあるから猫とは暮らせない・・・と諦めている人も多いのではないでしょうか?
アレルギーと聞くと治らないイメージですが
色々調べてみた結果、アレルギー持ちだからといって猫と暮らせないわけでは無いようなんですね。
この記事では猫アレルギーの人が猫と暮らすための3つのポイントを紹介していきます。
猫アレルギーは「慣れ」が解決してくれる可能性が!?
猫アレルギー持ちの人がアレルゲンに触れ続けることで
「減感作」という状態になります。
これは、アレルゲンに対して抗体ができた状態で一緒に暮らしていくうちに猫アレルギーの症状が和らいでいくことを示します。
ただし、あくまで弱い猫アレルギーの人にしか「慣れ」という手段はおすすめできません。
また、弱い猫アレルギーの人でも掃除などを怠るとアレルギー症状が悪化しますので注意が必要となります。
あと慣れるのは普段触れている猫のアレルゲンに対してのみということも覚えておくといいです。アレルゲンの種類は猫ごとに異なりますので、他の猫に触れた際にアレルギー症状が出ることもあります。
慣れても最低限しておくべき対策としては
- アレルギーの薬を常備
- 体調が悪いときや症状が出そうなときはマスクを着用
といった対策が必要となります。
アレルゲンを減らす工夫をすることで猫アレルギーを緩和する
猫アレルギーになる原因のアレルゲンはちょっとした工夫で減らすことができます。
大きく分けると
- 猫のお手入れ
- 部屋の工夫
の二つで対応可能。
猫のお手入れは、こまめなブラッシングや月に1~2回のシャンプーをすることでノミやダニの付着を防ぎ、フケの予防や余分な抜け毛の処理をすることが目的となります。
もし、シャンプーが苦手な猫には無理にシャンプーをせず程よく温めた蒸しタオルで身体を拭いてあげるだけでも全然違います。
部屋の工夫というのは、
- 布製品を置かない
- こまめに部屋のものを洗う
- 水ぶきをする
という工夫が重要です。
アレルゲンは水に溶ける性質を持っていますので、布製品などはこまめに洗濯してアレルゲンが付着しやすい布製品はできるだけ置かないようにすることが必要となります。
どちらにせよ猫のフケや抜け毛を無くす工夫をするとアレルゲンが減りアレルギー症状が軽くなります。
猫アレルギーでも飼える猫種って?
猫種によってはアレルギーが出ずらく、猫アレルギーでも飼いやすい猫種が居ることがわかっております。
- サイベリアン
- ベンガル
- コーニッシュレックス
- バリニーズ
- デボンレックス
- ジャバニーズ
- オリエンタルショートヘア
- ラパーマ
- オシキャット
- ロシアンブルー
- スフィンクス
- シャム
の12種類。
猫アレルギーが酷いけどどうしても猫と暮らしたい!という場合は検討しても良いのかもしれませんね。
猫を去勢するとアレルゲンの生産が減る!?
猫は去勢するとアレルゲンの生産が減るとされておりますので、猫自身の健康のためにも早めの去勢が良いかと思います。
また、ホルモンの関係なのかオス猫よりメス猫の方がアレルゲンの生産量が少ない統計が出ており心配な人はメスと暮らすのが無難です。
猫アレルギーは薬で緩和できる!?
飼い主自身が薬を飲んでアレルギー症状を緩和することで猫と一緒に暮らすことも可能です。ただし、お医者さんから医学的に検討してもらって慎重に進めることをおすすめします。
猫アレルギーは一種の病ですので自己判断はしないようにしたいものです。
猫アレルギー対策グッズの活用でアレルゲンを減少させる
アレルゲンを吸い取ってくれる対策グッズの活用も有効です。
冬場はサーキュレーターとしても活躍するダイソン製対アレルゲン扇風機。
空気清浄機機能は他の製品と比べても群を抜いています。
フィルターが要らないタイプの空気清浄機。ぬるま湯で洗えるのが便利です。PM2.5にも対応しており、高性能な空気清浄機として活躍してくれる製品です。
猫アレルギー持ちが猫と暮らすための方法と対策まとめ
猫アレルギーを持っている人が猫と暮らすための方法としては大きくわけて6つあります。
- 慣れて猫アレルギーを克服する方法
- アレルゲンのこまめな除去をすることでアレルギーを緩和する方法
- 猫アレルギーを発症しづらい猫種を飼う方法
- 猫を去勢してアレルゲンの発生を少なくする方法
- 猫アレルギーに有効な薬の服用で対応する方法
- 猫アレルギー対策グッズの活用
猫アレルギーはあくまで病気ですので、かかりつけのお医者さんと相談して飼っていいのかどうかを判断してください。
既に猫を飼っていてアレルギーを発症してしまった・・と言う人は試してみてほしい方法です。