[異常な嘔吐に注意!]猫の夏バテの症状と対策を知って夏を乗り切るコツ

[異常な嘔吐に注意!]猫の夏バテの症状と対策を知って夏を乗り切るコツ
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食欲不振や嘔吐など、猫が夏バテで起こす症状まとめ

猫は寒さに弱く暑さに強いという通説がありますが、室温管理をしておかないとしっかり夏バテや酷くなると熱中症の症状がでます。

この記事では熱中症までは行かない猫の夏バテの症状や対策をまとめていきます。

猫の夏バテの主な症状

にゃんだむとアンの画像

猫の夏バテの症状を見極めるポイントとして

  • 水をあまり飲まなくなる
  • 食欲が落ちる
  • 排泄行動が乱れる
  • 体力が低下して、動きが緩慢になりがち
  • 疲労感やダルそうな様子になる
  • 異常な嘔吐が見られる

症状としては人間の夏バテと同じような感じですね。

猫の夏バテというのは、暑さによって体力や免疫力が低下して上記のような不調が現れることを言います。

少しの症状でしたらそこまで心配することも無いのかもしれませんが

夏バテが酷くなると熱中症へつながり、さらに進むと命の危険性も高まりますので要注意です。

夏バテにならないための予防が大事なんですね。

夏バテで見られる猫の嘔吐の特徴

猫は基本的に吐く生き物ですが、体力の低下による猫の嘔吐の場合その回数などが変化していきます。夏バテが疑われる嘔吐においてチェックするべきポイントは

  • 吐く回数
  • 吐くタイミング
  • 吐いた物
  • 吐いた後の様子

を確認してください。

明らかに異常のある嘔吐の場合には即受診が必要ですが、夏バテで体力が低下した時に見せる嘔吐の場合食欲不振の影響で胃液を吐いたり、嘔吐による脱水で吐いた後ぐったりとするなどが見られます。

同時に下痢などが見られた場合脱水が進む恐れがありますので獣医さんに相談してください。

夏バテしやすい猫の特徴とは?

 

夏バテしやすい猫の特徴は

  • 子猫
  • シニア猫
  • 肥満気味の猫

特に肥満気味のネコやシニア猫は動くことを面倒くさがる傾向にあり、飲水量が少なめという悪循環に陥りやすいのが特徴。

免疫力が弱い子猫やシニア猫を飼っている人も気を付けて見てあげたいですね。

暑い日が続き、少しでも弱っている様子が見られた場合早急な対策をしていくことが重要です。

簡単にできる猫の夏バテ対策

 

●水を多く飲める環境づくりを整える

猫が必要な時にすぐ飲水できる環境を整えると夏バテのリスクが軽減されます。

飲水量が増えると尿路結石などの病気も予防することにもつながりますし、生き物にとって水分は最重要なものなので沢山飲めるように整えましょう。

あまり飲んでくれない場合には水の容器を見直してみてください。

容器の高さが飲みにくかったり容器の素材が気に入らない可能性があります。

ただ、極端に飲水量が増加した場合には注意が必要。逆にほとんど水を飲まないような症状が出ましたら何かしらの病気の疑いがありますので受診を考えてください。

飲水量がほとんど無い場合は脱水症状の他に泌尿器系の病気になりやすい状態ですし

急に水を飲みだした場合は慢性腎不全などの病気が疑われます。

●匂いで食欲を刺激して体力の低下を防ぐコツ

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暑さによる体力の低下で食欲が落ちると免疫力も一緒に落ちるため飲水量だけ増やすのではなく、食欲を落とさない工夫を飼い主さんがやっておくべきです。

ポイントとしては「匂い」。

普段のドライフードに鳥のゆで汁をかけたりウェットフードを温めたりすると匂いが広がり猫の食欲を刺激します。

ドライフードを保管している容器にかつお節を入れたパックを入れて香りをつけておくことも有効です。

普段食べているフードを食べなくなった理由について考えられるポイントをまとめました。⇒https://nekobana.com/1903.html

●トイレの環境づくりで夏バテ対策が可能!?

トイレの環境づくりは猫ちゃんの夏バテ対策として重要です。

トイレの場所が暑かったり、トイレが汚れていたりする場合猫がトイレに行くのを我慢する傾向にありますので、涼しい場所にトイレを設置したり複数置いたりすることが夏バテ対策として効果を発揮します。

排泄が快適だと免疫力も正常に整いますので猫が快適にトイレを利用できる環境づくりをしてください。

猫の夏バテの症状と対策まとめ

猫の夏バテは暑さによって体力が低下し、食欲不振や飲水量が減ることで元気が無くなる症状です。酷くなると熱中症になり危険ですので早めの対策や予防が必要。

飲水量を増やすなど生活環境を整えて未然に防ぐ必要があります。

子猫やシニア猫などの免疫力の弱い猫には特に注意してください。

日本のような湿度の高い国では家の中で過ごす完全室内飼いの猫でも熱中症のリスクが高く、エアコンで室温管理をするなどの対策も必要です。

もっと詳しく熱中症予防のための対策をまとめた記事がこちらです⇒https://nekobana.com/1328.html

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