キウイとマタタビは同じ種類の植物だから猫に与えると同じ反応を示すって本当か？
一般的に猫にマタタビを与えると酔っぱらったような行動を取ることが知られていますが、キウイもマタタビと同じ種なので同じ反応を示すのではないか？と言われています。
この記事では猫にキウイを与えたらどんな反応を示すのかについてとなぜマタタビと同様の効果が出ると言われているのかその根拠について触れていきたいと思います。
[猫にキウイ]キウイ農家は困るレベルの猫の反応
キウイ農家では猫除けネットを張るなどして猫害の対策をしているようですね。それだけキウイには猫を引きつけるものがあることがわかります。
特にキウイの樹の根に反応を示すことが知られており、キウイを掘り起こす作業の際にはわらわらと猫が寄ってくることも・・
根をかじられるとキウイの樹はダメになりますので農家さんは大変ですよね。
ちなみにスーパーなどで購入したキウイの反応はいまいちで、おそらくキウイの樹の方が良い反応をすると思います。
マタタビの有効成分は「粉末」→「液体」→「実」→「枝」→「葉」の順に効果が強いとされているのでキウイも同様なのではないでしょうか？
キウイやまたたびを猫に与えることで得られるメリットって？
猫にとってキウイやマタタビは嗜好品の分類で、人間にとってアルコールのような反応を示します。アルコールと違うのは依存性が無いという点があります。
しかし与えすぎは中毒性があり、死につながる可能性もあるので与える際には用法用量を守って使用してください。
猫にマタタビを与えることで得られるメリットは
- 老化防止
- ストレス解消
- 虫歯予防
- 食欲増進
など精神的なケアから身体的な健康維持につながります。
使い方や使うタイミングさえ間違わなければもっと猫の幸福度があがるツールとなりますので上手に使ってくださいね。
なぜ猫はマタタビやキウイに反応する？その根拠について
同じマタタビ科に属するマタタビやキウイの木の根や葉などには「マタタビラクトン」と「アクチニジン」という成分が含まれており、猫を恍惚とさせ酔っぱらったような反応を引き出します。
マタタビよりキウイの方がその成分の濃度が低いと言われており、スーパーで購入したキウイへの反応がいまいちなのはこういった理由からなんですね。
ちなみにこのマタタビやキウイの陶酔作用は子猫への反応は薄く、成猫でも反応はまちまちなので全ての猫が酔っぱらう反応を示すことはありません。
オスとメスとではオスの方が反応が良い傾向にあるようです。
猫にキウイを与えるとマタタビと同様な効果が得られる？まとめ
キウイとマタタビは同じマタタビ科に属する植物ですので、根や茎に多く含まれる「マタタビラクトン」と「アクチニジン」に反応して陶酔作用を見せることがあります。
その効果は全ての猫に見られるわけではなく、個体差があり成猫の雄は特に反応を示す傾向にあります。
依存性は無いものの与えすぎは中毒を引き起こす恐れがあるため用法用量を守った使い方が必須。
ストレス軽減などのメリットもありますので上手に使っていきたいアイテムですよね。