招き猫って色や挙げている手で意味が変わる?まねきねこにまつわるエピソードとルーツのパワースポットまとめ
猫にまつわるパワースポットは意外と全国でも多く神社仏閣などでも猫を祭っているところが数多く存在しています。
あまり知られていませんが招き猫のルーツを知ることで招き猫が挙げている「手」の意味も理解することができます。
今回は猫にまつわるパワースポットをご紹介すると共に、招き猫の挙げている手や色の意味について触れていきたいと思います。
招き猫の挙げている手の意味は左右で違う?
招き猫は右手を挙げているものと左手を挙げているもの、両手を挙げているものの三種類が居ます。挙げている手の意味は
- 左手:お客さんを呼び込むメス猫。縁結びの効果もアリ。
- 右手:金運や幸運を呼び込むオス猫。
- 両手:金運や幸運の他にお客さんを呼ぶ効果。性別は不明。
です。
性別まであるというのは少々驚くところですね。ちなみに性別不明の両手を挙げている猫は欲張り過ぎて幸運が逃げていくと言われており嫌う人も。
また両手を挙げるということは商売をする人からすると「万歳」(商売上がったりでお手上げ)の意味ともとることができるため好まれません。
招き猫の色の意味や設置する方角は風水的にどこがいいのか?
招き猫といっても白だけではなく様々な種類の色でできています。これはただ単にカラフルにしているわけでは無くそれぞれに意味があるんですね。
また色ごとに設置する方角がありそれに準ずることで効果が高まると言われております。
- 白、ピンク色の招き猫:恋愛運アップの効果があると言われています。北に設置すると吉。
- 紫色の招き猫:働く力を増幅させる効果があると言われている紫の招き猫。南に設置するといいですよ。
- 黒色の招き猫:お金や病気などの困難から救ってくれる効果が期待される色です。南西に設置すると効果が高まります
- 金色、黄色の招き猫:金運アップの効果。西に設置で効果倍増です。
招き猫を選ぶ際には色の意味と設置する方角を意識しておくと良いですね。設置する高さは人間の目線より高い位置に置き、可能であれば玄関などの「入口」に設置すると効果が高まります。
おすすめ!まねきねこにまつわるパワースポット三選
東京都「豪徳寺」
招き猫伝説発祥の地と言われているお寺で、恐怖を感じるレベルで大量の招き猫が祭ってあるお寺。主なご利益は商売繁盛や招福です。
ここの招き猫の特徴としては、小判などを持たず右手を挙げているだけのシンプルな招き猫を販売しているところ。
招き猫伝説からゆるキャラひこにゃんが生まれたところでもあります。
所在地:東京都世田谷区豪徳寺二丁目24番7号
アクセス:小田急豪徳寺駅から徒歩10分または東急世田谷線宮の坂駅から徒歩5分
東京都「今戸神社」
古事記に登場する夫婦の神様であるイザナギノミコトとイザナミノミコトが祭られている神社で今戸焼き発祥の地。
夫婦の神様が祭られていることから縁結びと安産にご利益があるようです。
平成版招き猫の発祥の地です。発祥の地が多くてわけがわからなくなりますよね。
にゃんこ先生で有名な夏目友人帳の製作スタッフ及び声優陣がアニメのヒットを祈願し御祈祷を受けたというエピソードもあります。
所在地:東京都台東区今戸1丁目5-22
アクセス:浅草駅より徒歩約15分。
徳島県「王子神社」
無実の罪で処刑されたお松の無念を晴らしたお松の飼い猫であるお玉両者の霊を祭った神社。
かたき討ちする猫に心を打たれますね。
そんな感動秘話もある徳島県の神社。心願成就に御利益があるようです。その他にも合格祈願や開運に訪れる人が多いパワースポット。
所在地:徳島県徳島市八万町向寺山
アクセス:JR徳島駅前より徳島市営バス3番乗り場から「文化の森」行き、またはバイパス経由「市原」行きに乗り「文化の森」で下車、または⑱「しらさぎ台」行き、「一宮」行き、「天の原西(入田)」行きに乗車し「園瀬橋」下車・徒歩10分。「市原」行きは終点で下車、徒歩約20分。