一体なぜ猫はあごをどこかに乗せたがるのか?あご乗せの心理に迫る
猫が突然飼い主の脚に寄りかかり顎を乗せてきたという経験がある人も多いと思います。
飼い主の身体に限らずクッションだったり枕だったりですね。
日常的に見る光景ですが、あごのせの行為にはどんな心理が隠されているのでしょうか。この記事では猫があごをのせる理由と心理について詳しく書いていきたいと思います。
猫が顎を乗せる理由って何?
なぜ猫が色々な場所やものにあごを乗せるのかという理由ですが、猫の顎からはフェロモンが出ているんですね。そのフェロモンをつけることで安心できるというのが大きな理由。
フェロモンを出す器官は他にも尻尾の付け根やほっぺ、肉球やおでこにあります。
このフェロモンが出る場所をスリスリする猫の姿を見ることが多いと思いますが、スリスリの心理にはこういった理由があるからなんです。
猫が顎を乗せる心理って何?
では次に猫がなぜフェロモンをつけておきたいか、その心理について書いていきます。
猫が顎を乗せて自分の臭いを感じることで安心できるのですが、その対象は何でもいいわけではありません。
例えば自分の縄張りや好きなものなどには自分のフェロモンが臭ってほしいと感じるので、
フェロモンをこすりつけたくなる対象=好き
だと言えます。
なので猫が顎を乗せたり尻尾の付け根をおっつけてきたりするのはその対象が好きじゃないとやらない行為なんですね。
飼い主さんにやってくる場合にはきっと猫にとってお気に入りなのでしょう。
顎を乗せられたら好かれていると胸を張って良さそうです。
猫が実際あごを乗せている様子を画像でどうぞ
毛布にあごを乗せて物思いにふけるアン。
画像ではわかりにくいですが、毛布に顎を乗せています。飼い主の匂いに自分の匂いを混ぜて安心している・・と考えたいところですね。
何となくぼーっとしているのではないです。きっと。
柔らかい場所にあごを乗せたがるにゃんだむ。
柔らかい場所が好きという強い意志を感じますね。子猫の頃から毛布に顎を乗せるのが多かった気がします。
地面に対して直角の壁にあごを無理やり乗せようとした結果。
幼いアンは「何やってんだこいつ」みたいな目でこちらを見ています。
にゃんだむはたびたびこの無茶な姿勢をしています。
おそらく柱に匂いをつけて縄張りの中に安心感を出したかった結果なのでしょう。つらそうな姿勢ですが・・
人体を枕にするにゃんだむの得意技。
そこは足の裏だろうがどこだろうがお構いなし。
暖かいところか柔らかいところであればどこでもいいんです。
匂いが付くことで安心している表情が良いですね。
枕と毛布を使って休むにゃんだむ。
この枕と毛布は私のものなので、どいてくれないと眠れないのですが・・・・
猫がなぜ顎を乗せるのか?その理由と心理まとめ
猫があごを乗せると言うのは一見何となくやってみた行為に見えて実は意味がある行動。
その理由は自分の匂いをつけて安心するため。その対象は自分の好きなものや人に限られます。
あごを乗せられたらその猫に好意を持たれている証拠でもあります。好きアピールが人間からするとちょっとわかりづらいですが、それもまたかわいいところですよね。