[餌に飽きる?]猫がわがままでフードを食べない・・意外な原因としつけ方法

[餌に飽きる?]猫がわがままでフードを食べない・・意外な原因としつけ方法
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猫ってわがままな行動が多い・・かわいいけど、困った行動の時はしつけるべき?まとめ

猫は気まぐれという定説がありますが、時には困った行動を取る時もあり飼い主としてはどうしていいのかわからない場合があります。

例えば今まで食べていたフードを急に残すようになったり、夜鳴きをして飼い主を起こしたり・・など

この記事では猫がわがままを言っている理由と対策、具体的なしつけ方法についてまとめていきたいと思います。

猫がわがままを言う理由

猫は気まぐれでわがままな生き物。そもそもそんな生き物なので仕方ないと割り切ってしまうのも一つですね。

なぜ猫がわがままなのかと言うと、単独行動が基本の生き物というところにヒントが隠されています。

「オレハオレ、オマエハオマエ」

が根本にあると考えると合点がいくと思います。

人間と暮らしていく上である程度のコミュニケーション能力が高まり、意思疎通は可能になりましたが基本的には群れに属さない生き物であるが故自分勝手でわがままに見えるんです。

それでも飼い主を好きという気持ちは本物ですのでご心配なく。

単独行動で生きる生き物なりの好意はありますので。

猫がわがままを言っている時の対処法。本当にしつけるべきか?

猫がわがままを言っている時、どうしたらいいのかについて書いていきます。

猫が普段と違い、いたずらをしたり夜中に鳴いてまわったりする場合には飼い主に何かして欲しいタイミングであると考えてください。

※夜鳴きの声が異常に大きかったり、常に鳴いていたりする場合には病気の疑いがありますので獣医さんに相談をしてください

単独行動をする祖先を持つ猫にとっては、周りに自分の存在を知らせる行為というのは本来死活問題になるため、

鳴いたりものを落として音を出したりする行動というのは飼い主に向けてのメッセージと捉えることができますよね。

なので叱ってしつけを実行する前に考えるべきは

  • フードを与える時間ではないか?
  • 水が無くなっていないか?
  • トイレは綺麗か?
  • 部屋は適温か?

など猫が何を訴えているのか?を考えることが解決の近道となります。

どうしても困った行動をする場合やその行動が猫にとって危険な行動の場合にはしつける必要があります。

猫がわがままでフードを食べなくなった・・考えられる原因

猫が急に今まで食べていたフードを食べなくなった・・という気まぐれは多く見かけるわがままの一つ。
ずっと同じフードを与えていたのにも関わらず、ある日を境に食べなくなる理由で考えられるのが
「フードの保存状態による劣化やカビの発生」
です。
良く勘違いされるのが「猫は気まぐれだから飽きたのでは?」と考える人が多いのですが、飽きる飽きないで食事をしていては野生では生き残れませんよね?
そもそも猫の味覚はおいしい・おいしくないを判断するものではなく、「食べられるか?食べられないか?」を判断する器官のため食べ物に飽きるという行動はほぼ無いんです。
匂いの好みはありますが、基本的に食べられるものを食べるという猫のスタンスですので
急に今まで食べていたフードを食べなくなった場合に疑うべきは「フードの状態」だと言えます。
なのでフードを食べなくなったのはわがままなのではなく、食べられる状態では無いと判断されたためと考えるのが自然。

全くフードを食べなくなったのではなく「残す」ようになったときの対処方法

フードを全く食べなくなったのではなく「残す」ようになった場合にはちょっとニュアンスが変わってきます。
残す理由として考えられるのが
  • 匂いに魅力が少なくなった
  • 具合が悪い
  • 後で食べる
など。
正しくフードを保存していても開封後時間が経った場合匂いが薄れてしまいます。
その変化に疑問を感じ食欲が低下していると考えられます。猫は変化に敏感な生き物ですので、ちょっとした変化にも反応してしまうためです。
飼っている猫の個体数によってパッケージの大きさを調整し、匂いが薄れてしまわないうちに食べきれるサイズをチョイスするのがポイントです。
残すようになった場合の対処方法として、お茶パックなどにかつお節を入れてフードの保存容器へ入れておくと猫の食欲をそそる匂いが移り食べてくれるようになります。
お茶パックは無漂白のものを使うと猫に違和感を感じさせませんのでおすすめ。
⇒無漂白のお茶パック
ウェットフードはレンジで人肌程度に温めると猫のテンションが上がります。
具合が悪い場合にも食欲は落ちます。明らかに元気の無い場合や調子が悪そうな時は受診してください。また10歳以上の老猫も加齢の影響で食欲が落ちます。
猫は体調の変化を中々見せませんので、飼い主さんがしっかりと見守る必要があります。
しかし何となく食べないという場合もありますので、具合が悪いのかどうか判断に迷うところですが目安として
  • 1~2ヶ月齢…8時間以内
  • 2~3ヶ月齢…12時間以内
  • 3~4ヶ月齢…16時間以内
  • 1歳以上…24時間以内(1日)
と考えて判断するといいです。
上記の時間以内だと本能的に「残している」可能性があるので観察してあげてください。

フードを残す場合のしつけ方法とは?

猫は本能的にちょっとずつ食べる生き物。
しかし、この食べ方だと置き餌になってしまい劣化の原因を作ってしまうのでしつける必要があるんですね。
特に多頭飼いですと、力の強い猫が沢山食べてしまうので肥満の原因になったりもします。
具体的なしつけ方法ですが、フードを与える時間を決めて(目安30分)過ぎたら皿を下げるといった方法を取るといいです。
そうすることで猫は「今食べなきゃ次まで食べられない」と考えるためながら食いを止めます。
多頭飼いの場合には部屋を分けて同時に与えると猫の関係性も悪くならなくておすすめです。

猫の夜鳴きってわがまま?

猫は夜鳴いて何かを訴えることがあります。
これってわがまま?放っておくべき?
と判断に困りますが、その理由は必ずしもわがままだけでは無いようなんですね。
猫が夜鳴いたり騒いだりして困っている飼い主さんはこちらの記事が参考になると思います。

猫のわがまま対策~うちのケース~

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うちの場合も猫がわがままを言うことがあります。

彼らは割と大人で、自分の欲求を我慢した上で気づいてくれない時に「抗議」という手段を取ることが多いですね。

  • 最近遊んでくれていないね・・
  • お皿にフードが入っていないよ!
  • トイレが汚いよ!
  • 水が無いじゃないか!
  • お風呂に閉じこもる前に構ってよ!

など。

良く観察して見るとわがままを言う前には何かしらの「気づいて」アクションがあることがわかります。観察していないでやってあげればいいのですが(汗

そんな彼らのわがまま対策の答えは単純で「欲求を満たしてあげる」ということです。

忙しい日々に追われて猫のお世話ができていない場合「わがまま」という形で自己主張してくるため、結果として私が至らないという感じになりますね(ごめんなさい)

日々の生活に追われるばかりではなく、猫側の気持ちを汲みつつお互いの妥協点を探る事が必要なのかと思いました。

猫のわがままの原因と対策まとめ

猫は本来単独行動の生き物なので、何かわがままを言う場合には飼い主に対して「わかってほしい」「やってほしい」という欲求がある場合に行動します。

これは野生の猫が絶対やらない行動なので、明らかに飼い主への「抗議」とも取れます。

なので何か至らない部分があるのか洗い直し、その欲求に対し応えることが重要ですが、理想としてはそこまで至る前に飼い主が気づくべき。

フードを残したり食べない場合には

  • 保存方法は大丈夫?
  • 開封後時間経っていない?
  • 体調はどう?

をチェック。

それ以外の場合にはながら食いの可能性がありますので、様子を見てください。

ながら食いはフードが痛む原因になりますのでしつける必要があります。

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