野良猫との暮らし方と保護した時に必要になるものまとめ

野良猫との暮らし方と保護した時に必要になるものまとめ
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元野良猫の子猫を保護した時どうすればいいのか?何が必要か?

猫を保護した場合多くは野良猫であると思いますが、野良猫を保護して一緒に暮らす場合何が必要になるのか?仮に暮らすことができない場合どうすればいいのか?についてこの記事でまとめていきます。

また野良猫と暮らすためのポイントも実体験を元に書いていきますので、猫を保護した場合の参考にしてみてください。

ちなみにうちのオス猫にゃんだむは生後3か月までは野良でした。アンは生後2週間まで野良。この子たちを育てた経験が参考になれば幸いです。

子猫を保護した場合注意するべきことと行うべき義務

まずは動物病院受診から

野良で生きてきた子猫は一見健康そうに見えても病気を持っているケースが多いです。飼い猫と違い色々なものを生きていく上で食べていますので「寄生虫」などに感染していることが多いため受診して調べる必要があります。

受診したらワクチンを打ってもらうことが必須。獣医さんの判断にもよりますが、3種~7種の混合ワクチンで病気の予防をすることが必要となります。

完全室内飼いの場合:3種混合ワクチン

外出する場合:4~7種混合ワクチン

ですが、基本的に外出させることで寿命を縮めることになりますので現在では完全室内飼いが推奨されております。

去勢手術は義務

猫を保護したら去勢手術を受けさせることは義務のレベルです。

「去勢したらかわいそう・・」と思うかもしれませんが、去勢をしないことで発生するデメリットの方がはるかに大きいため去勢は早めにすることをおすすめします。

去勢しない場合のデメリット(一部)

  • オスの場合マーキング・スプレー行為多発
  • メスの場合発情期に鳴く
  • 生殖器の病気のリスク増大
  • 脱走が多くなり結果的に寿命が縮む

去勢をすることでオスは若干太りやすくなりますが、人懐っこくなり飼いやすくなるメリットもあります。

外に出さない!室内飼いの徹底が必要

チラッと触れましたが、現在では完全室内飼いが主流となっております。幼少期から馴らしておくと外の世界に行きたい欲求も生まれませんので安全を守ることにつながります。

猫が外に出てしまうことで発生するデメリットとは

  • 交通事故のリスク
  • 野良猫との喧嘩や接触による感染症
  • カエルや蜘蛛などを捕食することで感染する寄生虫

危険という意味では挙げるときりがありませんが、外の世界へ行かせるということはそれ相応のリスクがあり猫の命を危険にさらす事になりかねません。

一生室内でかわいそう・・と思う人もいると思いますが、猫は去勢済みであれば縄張りを広げようとしませんし異性の猫を求めて外へ行きたい衝動に駆られないので問題ありません。

安心できる環境で静かに暮らせる方がストレスが無いので猫としては幸せなのではないでしょうか?

仮に保護した猫を飼えない場合どうしたらいいのか?

一時的に猫を保護したものの一緒に暮らせる環境の人ばかりではないですよね。仮に飼えない環境の人が取るべき行動としては

  • 知人に猫を飼える人が居ないか探す
  • 保護猫カフェなど猫を保護してくれる施設へ連れて行く

などで里親を探すことが必要になります。

間違っても保健所などに連れて行かないようにしてくださいね。一時的な拘留期間ののち殺処分されてしまいます。

個人同士での譲渡の場合には譲渡先が本当に猫を飼える環境にあるのか?虐待をしないか?などをしっかりと確認する必要があります。

保護猫カフェなどの施設は寄付で活動していることが多い為、できる限りフードなど物品の寄付か現金の寄付をしてください。

猫を飼う際に最低限必要な物

  • 猫用トイレ
  • 猫砂
  • 猫トイレシート
  • 遊び道具
  • 爪とぎ
  • フード入れ
  • 水入れ
  • キャットフード
  • 爪切り
  • グルーミングブラシ

猫用トイレは色々な形状がありますが、個人的には蓋つきのものをおすすめします。

⇒猫用システムトイレ

蓋が無いと臭いが拡散しやすくなりますし、砂を掻いた時に飛散する可能性が高いためです。パワフルな砂掻きによって排泄物を投げてしまうこともたまにありますので蓋つきを推奨します。(個人的な体験談より)

爪とぎ、フード入れ・水入れ遊び道具は猫の好みによりますので猫に使ってもらって調整することが重要で、間違ってもまとめ買いをしないようにした方が賢明です。

大量に買い込んで猫が気に入ってくれない場合は処分しなければいけなくなりますので、様子を見つつ購入をおすすめします。

猫砂なんですが、子猫の時と成猫の時で身体のサイズの関係上やすさ」が違いますので子猫の場合は細かい粒子のものを選ぶとスムーズに排泄してくれると思います。アンが幼少期成猫にゃんだむと同じ砂を使わせてみましたがうまく使えず失敗が多かったため細かい砂にしました。

成猫になってからはデオトイレが飛び散りも少なく掻きやすいのでおすすめ。

爪きりなんですが、人間用より猫用爪切りの方が格段に切りやすく爪の割れもないのでできれば猫用を揃えておいたほうが良いですね。

グルーミングブラシも猫によって好き好きありますが、ファーミネーターというブラシは驚異的にムダ毛を処理でき猫への負担も少ないので一度試してほしいものです。

できれば欲しいもの

  • キャットタワー
  • またたび
  • シャンプータオル
  • ウェットティッシュ

あれば便利なものたちです。

キャットタワーを設置できれば、運動量が増えて肥満防止やストレスの軽減になります。またたびは嗜好品ですが溜まってしまったストレスをスムーズに流すことができます。

できれば子猫の時からシャンプーを慣れさせることが大事なのですが、どうしてもシャンプーできなかったりお尻の周辺が臭ったりする場合にはシャンプータオルで吹き上げることで大分綺麗になります。

元々猫は洗わなくても臭いづらいのですが、お尻の手入れを怠ったり肛門周囲嚢からの分泌腺がうまく出せなかったりすると肛門が臭くなりますので活用してみてください。

また、嘔吐などの処理にはウェットティッシュを準備しておくと便利です。

猫と暮らす前の心構え

猫や犬は人間と同様に「命」であることを認識して迎え入れることが必須。最後まで看取る覚悟を持つことが重要です。当然ですが。

なので一生飼える環境であること、どんな事情であろうと一緒に暮らせることを大前提として迎え入れてください。

⇒長い目で見ればペット保険を検討したほうが安心ですよね

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