猫の殺処分ゼロのために私たちができる3つの行動とは?

猫の殺処分ゼロのために私たちができる3つの行動とは?
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犬猫が大量に殺処分されている日本という先進国の悲しさを知る

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日本という国はペットに関しては後進国だと言えます。

例えばペット先進国であるドイツではペットショップが存在しませんし、犬猫を保護するティアハイムという施設がありますので殺処分が存在しませんしアメリカではアニマルシェルターがあります。

それに比べ日本は犬猫の殺処分件数年間10万頭を超えていますので、生き物に対する扱いが時代遅れで世界からペット後進国と思われても仕方ありません。

近年ではぽつぽつと日本でもティアハイムができてきている傾向になりつつありますが、国単位での動きを見せて法整備を進めないと無法地帯になる可能性も懸念されますので

日本が一丸となって殺処分を減らす努力をすることが重要です。

※年間殺処分件数

犬:21,593匹

猫:79,745匹

この記事では犬猫の殺処分を減らすために私たちができることについて詳しく書いていこうと思います。

私たちにできる殺処分ゼロ運動

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ペットショップを利用しないことが殺処分減少につながる

ペットショップで働いている人には申し訳ない話です。

ペットショップを利用しない=殺処分0

には一見直結しないように見えますが、ペットショップを利用しないことで殺処分が減る理由として

  • ペットショップで売れ残った犬猫の処分が減ることで命が助かる確率が上がる
  • 動物をお金を出して「買う」という意識が減ることで飼い主が犬猫を捨てる確率が減る

あまり深く考える人は少ないと思いますがペットショップで売られている犬猫って成長したらどんどん値段が下がっていきますよね?

では最終的に商品価値が無くなったらどうなるのでしょうか?

昔ペットショップ業界で働いていた人の話ですと、売れ残った子猫や子犬は処分されていたそうです。(かなり酷い処分の方法を聞きました)現在はどうなっているのか不明ですが、売れ残りの犬猫のその後までは考えられていないと思います。

よってペットショップを利用しないというのは結果的に犬猫の命を守ることにつながると思います。

またペットショップからはお金を出すことで購入できます。簡単に譲ってもらえるんです。

一方保健所や保護施設、保護猫カフェから譲渡される場合は厳しめの審査があり敷居が高く設定されていて場合によっては譲ってもらえない場合もあります。

この違いは「商品」としての譲渡か「命」としての譲渡かの違いです。

命として預かった犬猫を簡単に捨てることは、一般的には考えづらいですし意識的にも命を預かることについて理解しての譲渡となります。

結果として捨てる確率が高いのは簡単に購入した「商品」としての犬猫。私たち消費者の意識の話にはなりますが命を預かることについて深く考えて迎え入れてたいものですね。

⇒ペットショップで猫を購入してはいけない4つの理由とは?

ペット業界の怖い話がありましたのでシェアします

⇒子犬・子猫、流通にひそむ闇 死亡リストを獣医師が分析

域猫をとして共存する

衛生上の問題で残念ながら迷い犬は保健所へ送られてしまうのですが、猫は野生でも人間と共存することが可能です。

地域ごとでご飯をあげたりお金を出しあって去勢などをする活動により、無闇に個体数を増やさず頭数を住民の方で管理することで猫との共存が可能。

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そのためには地域ぐるみで組織を作り、猫が苦手な人にも理解を得て活動することが重要です。

その地域の猫と共存していくことで無駄に命を消すことが少なくなります。野良猫が増えすぎて困る場合には人間側で管理することも必要なんですね。

動物と暮らすことに理解を深める

ペットを飼う人に予定のある人にとって動物と暮らすということはどんなものなのか?を本質的に理解してから飼わないと、ペットを物のように捨ててしまうことが簡単にできてしまうため犬猫の殺処分が無くなりません。

  • 転勤などで環境が変わっても一生面倒を見れる環境を作れるか?
  • 犬猫は10年~20年生きるけど一生面倒を見れる覚悟はあるか?
  • 犬猫の老後は介護が必要だけどどんな状態でも愛情を注いで幸せにできるか?

最低限これくらいの心構えを持ってから犬猫を預からないと結果的に捨ててしまう可能性があります。

捨てないことが一番の殺処分0運動です。私たち人間が犬猫の生態を理解し共存する意志と知識をつけることが今後生まれてくる命を守ることにつながります。

猫の殺処分0にするために私たちができることまとめ

  1. ペットショップから購入しない
  2. 地域猫という意識を持ち管理する
  3. 犬猫と暮らすとはどういうことなのか?を深く考える
  4. 絶対捨てない

⇒殺処分にかかる費用はいくらなのか?

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