猫が突然キレる理由が知りたい・・怒る原因は病気の可能性もあった!?

猫が突然キレる理由が知りたい・・怒る原因は病気の可能性もあった!?
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なぜか猫がブチ切れた!猫の怒る理由を知ると見えてくる傾向と対策

猫ってゴロゴロと甘えていても急激にブチ切れる瞬間ってありますよね、どこで怒りのスイッチが入るのかわからない猫のキレる理由を知っておくと猫との関係が良好に保たれます。

猫が怒る理由は感情が昂った時に怒るケースと病的なケースまであります。

この記事では、猫の怒る理由とその対策方法をまとめるのと同時に病気の見極めのポイントを書いていきたいと思います。

今まで普通だったのに・・突然猫がキレる理由(一般的なケース)

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さわりすぎが原因で怒るケース

猫は撫でられるのが好きなんですが、撫でられすぎるのは嫌いなんですね。これは本能的な反射とも言うべき現象で

「愛撫誘発性攻撃行動」

といって、長時間触られることを不快に感じる生理的な現象。

この行動の前に撫でるのを止めるためには、猫自身が出すサインを見逃さないこと。そろそろやめてほしいな・・という猫のサインというのが

  • 耳が少し寝る
  • しっぽをぶんぶんと振る
  • 毛が逆立つ

などの変化が危険信号

このような状態が見られたら、触るのをやめないと怒られます。

ちょっとイライラしてくると尻尾が犬みたいにフリフリしますので、そのタイミングが止め時ですね。犬と違って喜びの感情ではなく苛立ちを表していますので。

見つめすぎると猫がキレるケース

猫社会において目をじっと見るのは敵意を表している意味となり、かわいいからといってじっと目を見つめると「攻撃するぞ」という意味と取られます。

あまり至近距離から見つめていると猫を怒らせてしまい猫パンチをくらうこととなりますので、注意が必要です。

猫と目が合ってしまった時はゆっくりとまばたきをしてみてください。敵意は無いという感情表現になり猫との関係性が悪くなりません。

その際に猫も同じ行動を返してくれたら猫もあなたのことを好きですので猫の感情を知りたかったら試してみるのもありですね。

抱っこしたら嫌がられたり怒られたりする

猫は抱っこが好きな個体と嫌いな個体がいますので、猫全員が抱っこされたいと思っているわけではないことを認識しておくことが重要です。

さらに年齢を重ねていくうちに意志が強くなり、そこの場所から動きたくない!という意志表示のために怒るケースもあるようですので無理やり抱っこすることはやめておきましょう。

人間の都合だけではなく猫の立場に立って考えると怒られて当然ですよね。

●極度の恐怖からブチ切れるケース

猫は恐怖を強く感じると身近な生き物に対して攻撃的になるケースもあります。

例えば動物病院などで犬の鳴き声や薬品臭など極度のストレスに晒された猫が急に暴れて引っかくという場合は

「恐怖性・防御性攻撃行動」という攻撃パターンであると考えられます。

特に臆病な子に多いケース。

猫を追い詰めるとブチ切れるので、あまり追い詰めないよう注意しましょう。

●八つ当たり?

窓越しに野良猫を威嚇していた家の猫を落ち着かせようと抱っこしたら攻撃されたなど、一見八つ当たりにも似た怒り方もあります。

これは「転嫁性攻撃行動」といって何らかの刺激によって興奮した猫がその感情の行き場を別の場所にぶつける行為。

同じ状況になると何度も発動するケースもありますので、一度この行動が見られたら同じ環境にならないよう注意する必要があります。

普通じゃない・・猫がキレる理由(病的なケース)

猫がキレる理由としては病的なケースもあります。病的な猫の怒りは「激怒症候群」といってなんの前触れも無く攻撃行動を起こします。

激怒症候群の見極めのポイントとして

  • ある日突然攻撃行動を発症する
  • 攻撃のきっかけに一貫性が無い
  • ウトウトしている時に攻撃行動をしやすい
  • 威嚇無しでいきなり攻撃をしてくる

というのが特徴。

ある日なんの前触れも無く攻撃行動が始まり、そのトリガーとなる現象に一貫性がありません。威嚇無しというのも大きいですね。

原因は脳神経の異常だと言われており、てんかんが関係していると考えられています。

症状が出始めるのは3歳未満の若い猫に見られ、人間や同居猫に対して激しい攻撃行動を取ります。

完治はしませんが、投薬治療などで症状を抑えることができます。もし上記の特徴に当てはまるようならば受診を考えても良いのかもしれません。

猫が怒っていないけど攻撃してくるケース

猫が怒っていないのに飼い主さんの足などにいきなり噛みつくケースがあります。

それは甘噛みでは無く割と本気で噛んでくるのですが、それは「捕食性攻撃行動」といって飼い主さんの手足を獲物に見立てて攻撃してくるケース。

狩猟本能を飼い主の身体に向けられると現れる攻撃行動です。

決して怒っているわけではありませんが、手足にじゃれつかせているとテンションが上がって攻撃行動に発展する可能性がありますので、遊びの際にはねこじゃらしなどを使用してください。

猫の怒り方でわかる感情表現

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猫の怒り方には種類があり、それを聞き分けることで今どんな感情なのかを判断するための要素となります。

シャー!またはフー!

これは、防御系の怒り方です。

「これ以上は止めて!」という意志表示なので、警告ともとれる怒り方。恐怖を感じているときに出す声なので、あまりいじめないようにしましょう。

ヴゥ~

これは、攻撃系の怒り方です。

「攻撃するぞ!」といったアグレッシブな状態ですので、この声を聞いたら警告と捉え怒らせるような行動をいますぐにやめましょう。

距離を置いて落ち着くまで様子を見守ってあげてください。

猫が怒った時にやってはいけない事~叱ると逆切れされる!?~

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猫を怒らせてしまったらやってはいけない行動がいくつかあります。

攻撃的な行動で仕返しをしない

猫が怒った時に犬のしつけのように力でねじ伏せる等の行動をすると、「この人間は危険な存在」といった認識をしてしまい関係が悪化する恐れがありますのでご注意を。

噛み返すなどもNGです。

その他にも「大きな声で叱る」「逃げる猫を追いかける」なども嫌な記憶を植え付けてしまいますので猫に嫌われる原因となります。

おやつなど「お詫び」をあげない

これはやってしまいがちな行為で、怒らせてしまったからお詫びにおやつを~をしてしまうと

猫は「怒ると良いことがある!」と学習してしまい怒りやすい性格になってしまうことも・・・

おやつをあげる場合には怒りサインが見られた際に気をそらす目的であげるといいのですが、タイミングが難しいです。なので猫を怒らせてしまった時には落ち着くまで離れるのが一つの手段です。

猫が怒る理由と対策まとめ

猫が怒る理由を総合して考えると距離感の取り方が重要になってくると思います。人間の都合で「これは喜ぶ」と思われる行動が猫にとっては迷惑だったりもしますので。

人間が思っている以上に猫は自立しており、自分は自分飼い主は飼い主といった分別がついている存在だと言えますね。

また、犬と混同すると余計猫を怒らせることになります。

犬との接し方とはだいぶ違いますしそもそも種族的にも違いますので、その辺を理解して接すると猫との距離感が見えてくるのではないでしょうか?

猫が怒る理由は主に何かしらの理由で感情が昂った時に見られ、普通の怒りから病的なものまで様々あります。

猫が怒る理由は病気なのか、何かしらの理由でキレたのかを把握する必要があります。

本来猫は無駄に争わない動物なので、何かしら飼い主が猫へ負担をかけているかどうかを知ることで良好な関係性を保つことができます。

猫の性質を知ると猫を怒らせないで仲良く暮らせますよ。

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